schiesser revival|BASICラインが3年ぶりにモデルチェンジ
schiesser revival|シーサー リヴァイヴァル
独インナーウェアメーカー「シーサー」の2012-13年秋冬コレクション
BASICラインが3年ぶりにモデルチェンジ
1875年創業のドイツの老舗インナーウェアメーカー「シーサー」。1950年代のデザインを復刻し、現在に蘇らせた「シーサー リヴァイヴァル」コレクションのBASICラインが、2012-13年秋冬コレクションで3年ぶりにモデルチェンジした。従来のモデルよりシルエットがシャープになり、より身体に馴染みやすく仕上がっている。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
ヨーロッパでアンダーウェアのシェアNo.1の名門
シーサーは創業以来、生地やステッチ、ネームからパッケージにいたるまでつねに改良を重ね、高品質な製品作りを追求。ヨーロッパにおいて18%というトップシェアを誇る、名門メーカーなのだ。最大の魅力は、伝統から培われた過去のデザインと縫製技術にある。
シーサー リヴァイヴァルは、1950年代のデザインを基本に、60年以上も前の古いニッティングマシーンで生産。大量生産のできない、厳選された上質な素材を使用したアイテムは、“第二の肌”といわれるほどの着心地の良さと、適度なフィット感、着込むうちに馴染む素材感、何年経っても型崩れしない耐久性を誇る。また、製品はレトロなデザインのオリジナルボックス入りで、愛着の湧くコレクションとなっている。
ウィメンズコレクションもラインナップ
シーサー リヴァイヴァルには、BASICラインとSEASONラインがある。BASICラインは定番で白、黒のみの変わらないデザインを揃え、SEASONラインはその時にだけにしか作られない限定のデザイン、生地を展開。
BASICラインとSEASONラインも、絹のような光沢の撚り糸を使用した高品質のダブルリブや細いリブ、薄手上質布の前立て部、折り返しのない縁など手間のかかる作業がこまやかにほどこされている。カッティングも流行に対応し、今回、BASICラインが3年ぶりにモデルチェンジした。従来のモデルよりシルエットがシャープになり、より身体に馴染みやすく仕上がっている。
伝統が培った品質と価値が見事に融合するアンダーウェア、一度は身につけてみたい。