モーガン 4.8リッターV8エンジン搭載の「エアロクーペ」および「プラス8」を発表|Morgan
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2014年12月16日

モーガン 4.8リッターV8エンジン搭載の「エアロクーペ」および「プラス8」を発表|Morgan

MORGAN MOTOR COMPANY|モーガン モーター カンパニー

4.8リッターV8エンジンを搭載

モーガン 「エアロクーペ」および「プラス8」発表

モーガン モーター カンパニーは、4.8リッターV8エンジンを搭載したハードトップの「エアロクーペ」、およびクラシカルな外観の「プラス8」を発表。3月から開催されるジュネーブショーで公開する。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

エアロ8のクーペバージョン、ついに生産モデルへ

1913年、イングランド、ウスターシャー州はマルヴァーンに設立され、現在も同地にて創業者一族による家族経営がつづけられる少量生産のスポーツカーメーカー、モーガン モーター カンパニー。1936年以来の新規設計となる「エアロ8」をジュネーブモーターショーに出展したのが2000年。それから12年後となる今年、おなじジュネーブモーターショーに、この「エアロ8」のハードトップバージョンで、2008年から2010年の間に100台限定で生産された「エアロマックス クーペ」のプロダクトモデル、「エアロクーペ」が出展される。ボディ、シャシーともにアルミニウム製のモデルで、BMW製4.8リッターV8エンジンを搭載。最高出力は396ps(290kW)。0-100km加速を4.5秒をこなし、重量は1,175kgを切るという。

モーガン 4.8リッターV8エンジン搭載の「プラス8」を発表|Morgan 02

モーガン 4.8リッターV8エンジン搭載の「プラス8」を発表|Morgan 03

クラシカルなデザインを踏襲する「プラス8」

おなじく4.8リッターV8エンジンを搭載しながら、アルミニウムをボンドとリベットで貼りつけるなど航空機の技術を応用することで、乾燥重量をわずか1,100kgにおさめることに成功した新型が「プラス8」。欧州安全基準を満たすV8エンジン搭載乗用車のなかで、もっとも軽量なクルマとなる。

「エアロ8」をベースとするシリーズとはことなり、クラシカルな外見をもつが、パワーウエイトレシオは1トンあたり333馬力にものぼり、0-100km加速は6段ATモデルが4.2秒、MTモデル4.5秒。つまり、ポルシェ・パナメーラGTS(4.5秒)やアウディS8(4,2秒)、ランボルギーニL550-2 スパイダー(4.2秒)と同等の加速性能となる。

また、快適装備も充実がはかられ、モヘア ライナー付き二重生地のソフトトップや高級レザーのダッシュボードにくわえ、エアコンやCDプレイヤーも標準装備だ。

ATモデル車では「Sport」と「Auto」の2つのドライブモードがあり、「Sport」では6,500rpmまでエンジンの回転をゆるし、シフトダウン時にはブリッピングも入るという。

さらに、噂にとどまるものの、「エアロ8」シリーズをベースとした電気自動車版ロードスターについてもジュネーブでの発表があるようだ。

           
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