Mercedes-Benz M-Class|メルセデス・ベンツ Mクラス 3代目の登場!
秋のデビューに先駆け動画を公開
今秋のフランクフルトモーターショーでデビューする、3代目Mクラスがはやくも公開された。北米生産のクロスオーバーとして、メルセデスがあたらしい展開をはじめた野心的なモデルであるMクラス。この3代目もエクステリアデザインはひと目でMクラスとして認識できるデザインとなった。フロントグリルのデザインはもちろん、マッシブな印象の筋肉質のサイドラインのほかテールライトのデザインも現行モデルを踏襲するもので、足もとは17~21インチのアルミホイールを履く。
キープコンセプトとなったエクステリアデザインにくらべ、インテリアは大きく改良されている。とくに、使用する素材のクオリティがあげられたほか、よりデザインコンシャスとなった。ダッシュボードは、Sクラスからインスピレーションを得たとされるもので、ウッドトリムは幅ひろいカラーバリエーションから選択可能だという。よりワイドになったセンターコンソールや、アルミを使ったアクセント、アップグレードされたコマンドシステムのほか、オプションで用意されるパノラマサンルーフなどが特徴的な箇所として説明されている。
ローンチの時点で用意されるエンジンは3タイプ。エントリーモデルのML 250 Bluetecは、最高出力150kW(204ps)と最大トルク500Nm(50.6kgm)を発揮する2.1リッター4気筒ディーゼルを搭載。よりパワフルな3.0リッターV6ディーゼルを積むML 350 Bluetecは、最高出力190kW(258ps)、最大トルク619Nm(62.7kgm)で、0-100km/hを7.5秒、最高速度224km/hを記録する。もうひとつは、ガソリンモデルのML 350 BlueEFFICIENCY。こちらは最高出力225kW(306ps)と最大トルク370Nm(37.5kgm)を発生する新開発の3.5リッターV6エンジンを搭載し、350Bluetecにくらべてやや遅い最高速度235km/hを記録。トランスミッションはすべてのモデルで7段オートマチック、7G-Tronic Plusを搭載し、4輪を駆動する。
ハンドリングについては、すべてのモデルにセレクティブ・ダンピング・サスペンションが装備され、オプションでエアマチック・セルフレベリング・エアサスペンションとダイナミックロールスタビリゼーションつきアクティブカーブシステムが用意される。そのほかにも、オプションで、歩行者認識機能つき のナイトビュープラス、速度制限アシスト、ブラインドスポットアシスト、アクティブパークアシストなどを選ぶことができる。
そのほか、価格などについての詳細情報は発表されていない。ひとまずは、あたらしいMクラスの走りを動画で見ていただこう。