ロトンド ドゥ カルティエ　アストロレギュレーター
トゥールビヨンを超えた革命的なムーブメントを搭載！

ムーブメントの中央に配置された時を刻む脱進機、テンプ、スモールセコンドが一体化した「ローター」が、つねにおなじポジションにもどる仕組み。トゥールビヨンでは排除できない垂直方向の重力の影響をも排除し、5倍も正確に時を刻む機構「アストロレギュレーター」を世界ではじめて搭載した腕時計。しかもこのローターはプラチナ製のウエイト付きで、おなじポジションにもどるさいに香箱のゼンマイが巻かれる、つまり両方向巻き上げの自動巻きローターとしても作用する。さらに市販モデルとしても世界ではじめて、超軽量で素材自体が衝撃を吸収する物理的性質をもつニオブチタン合金をケースに採用している。メカニズムでも素材でも、いまもっとも先進的な腕時計である。

自動巻き、完全自社製、2万1600振動／時、パワーリザーブ約80時間の「キャリバー9800MC」新型ムーブメント、直径50mmのニオブチタン合金ケース、同素材のサファイアカボション付きリューズ、ブラックアリゲーターストラップ、シースルーバック、世界限定50個。2011年秋頃発売。2861万2500円。

カリブル ドゥ カルティエ マルチタイムゾーン
時差表示を実現しサマータイムにも対応した、画期的なGMTモデル

ホームタイム（母国時間）を示すのは、文字盤の中心にあるインナーダイヤル上側の太陽と月のシンボルを持つデイ／ナイト表示針。トラベルタイム（ローカルタイム＝現地時間）を示すのは、それと同軸のやはり文字盤中央にある通常の時分針で。そしてさらに2つの時間の時差をインナーダイヤルの下側で表示する、カルティエ「オート・オルロルジー・コレクション」初のGMTモデル。ホームタイムのタイムゾーン設定用の都市名は、ケースサイドにあるレンズ付きの小窓に表示されており、その設定をリューズの上下にあるプッシュボタンでおこなう仕組みも独創的だ。しかもインナーダイヤル下側の時差表示はサマータイムに対応した2段表示となっている。

自動巻き、完全自社製、2万8800振動／時、パワーリザーブ約48時間の「キャリバー9909MC」ムーブメント、直径45mmのホワイトゴールドケース、サファイアカボション付きリューズ、ブラックアリゲーターストラップ、シースルーバック。2011年秋頃発売。390万6000円。PG素材は365万4000円。

カリブル ドゥ カルティエ スティール ホワイトダイヤル
「カリブル」待望のメタルブレスレットモデル

カルティエ初のメンズ専用スポーティモデルとして、また完全自社製ムーブメントを搭載した初のスポーティウォッチとして2010年のジュネーブサロンでデビュー。力強くエレガントなデザインで、日本をはじめ全世界で大ヒット作となった「カリブル ドゥ カルティエ」待望のブレスレットモデル。ポリッシュ＆サテン仕上げを使い分けて仕上げられた新設計のブレスレットは、ドレッシーかつエレガント。しかも装着感も非常に快適だ。スティールケース＆ブレスレットモデルには写真の上品な「シルバー オパライン ダイヤル」（ホワイト）仕様のほか、精悍なブラックダイヤルのタイプも選べる。さらに、ベゼルとブレスレットにステンレスにくわえローズゴールド素材を使ったコンビネーション素材の「ゴールド＆スティール」モデルもある。

自動巻き、完全自社製、2万8800振動／時の「キャリバー1904 PS MC」ムーブメント、直径42mm、厚さ10mmのSSケース＆新設計のSSブレスレット。2011年4月発売。69万7200円。