ポール・ケアホルムが手掛けるレザー天板テーブルの魅力。ノルディック・ラグジュアリーを提案するダンスクムーベルギャラリーより発売

ポール・ケアホルムのレザー仕上げのテーブルに、椅子4脚をゆったりと合わせたレイアウト。テーブルの大きさは140cm×140cmと大ぶり。当初ケアホルムは8人掛けの会議用のテーブルとしてデザインしたと言われている。

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東京・銀座のインテリアショップ「 DANSK MØBEL GALLERY( ダンスク ムーベル ギャラリー )」は、“ノルディック・ラグジュアリー”をコンセプトに、インテリアコーディネートや独自セレクトの家具・照 明・絵画などを販売している。そんなショップが新たに展示販売を始めたのが、ポール・ケアホルムが手掛けたレザー天板のテーブル"PK40"。
140cm×140cmと大ぶりなテーブルは、当初8人掛けの会議用のテーブルとしてデザインしたと言われ、椅子4脚ならゆったりと合わせられる。今回はデンマークの異色のデザイナー、ケアホルムによって計算し尽くされた家具の魅力を紹介する。

素材の可能性を追求するデザイナー、ポール・ケアホルム

ポール・ケアホルムはデンマーク家具黄金期である1950年代を中心に活躍した。木材が当時の主流であったデンマークの家具業界において、スチールを主な素材として用いた異色のデザイナーと言われる。「自分の個性よりも、素材の特性を表現したい」という彼の言葉通り、スチール・レザー・石など、彼の家具に用いられる素材は他のどの家具とも異なる佇まいを見せる。また、考え抜かれた末、極限まで無駄を省いたその構造も大きな特徴の一つ。ケアホルムは一切の妥協を許さず、徹底した美意識を有していたと言われている。
"PK40"は天板に4枚のレザーを張り合わせており、角の処理まで美しい。彼が手掛けた作品は360度どこから見ても一切の隙が無く、すっきりとシャープなデザインが空間にもたらす程よい緊張感も人々を魅了する。
“PK40”がデザインされたのは1980年。奇しくもケアホルムが亡くなった年となり、最晩年の作品となった。

洗練されたレザーを4枚張り合わせた天板。
角の処理まで美しい。

和の設えにも通ずるインテリアを提案している「DANSK MØBEL GALLERY(ダンスク ムーベル ギャラリー)」は、ケアホルムの家具の持つ静けさ・深遠さ・奥ゆかしさが、日本人が古来より持っていた美意識と一致するという信念のもと、彼の作品を常設販売。”PK40"は日本で初の展示販売となる。

PK40
Designer: Poul Kjaerholm(ポール・ケアホルム)
Design Year:1980年
Size:W1400×D1400×H700mm
Price:1,960,000円〜

<ショップ情報>
DANSK MØBEL GALLERY(ダンスク ムーベル ギャラリー)
〒104-0061 東京都中央区銀座1-9-6 松岡第二銀緑館2F
OPEN:12:00 - 19:00 [ 水曜定休 ]

東京・銀座のDANSK MØBEL GALLERY(ダンスク ムーベル ギャラリー)
問い合わせ先

DANSK MØBEL GALLERY(ダンスク ムーベル ギャラリー)

03 - 6263 - 0675

http://www.republicstore-keizo.com/dmg/

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