デザイナー
「デザイナー」に関する記事
祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.29 黒木理也さん
Page. 1今回、編集大魔王が対談相手にお迎えしたのは、MAISON KITSUNÉ(メゾン キツネ)共同設立者でクリエイティブディレクターの黒木理也さん。プロデュースを手掛けたオーストラリア出身のバンド「パーセルズ」の話から自身のブランドやカフェの話、今後予定していることまで、先日オープン1周年を迎えたメゾン キツネ代官山で伺いました。Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by SATO YukiText by HATAKEYAMA Satokoダフトパンクとプロデュースしたバイロンベイ発の「パーセルズ」とは? 祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) 今日はまず音楽の話から聞かせてください。ダフトパンクがプロデュースを手掛けて、KITSUNÉのレーベルから曲をリリースしたオーストラリア出身の「パーセルズ」が話題です。こういうことは以前からやっていたことなんですか?黒木理也さん(以下、マサヤ) いや、今回が初めてです。ジルダ(・ロアエック)と...
連載|the rumored “CHALIE VICE” 第2回 英国紳士の審美眼
CHALIE VICE|チャーリー・ヴァイス友人たちが感じた遊びの達人の粋なセンス英国的モノ選びの基準とは?11月に伊勢丹大創業祭として伊勢丹新宿店・メンズ館にておこなわれた「ブリティッシュ ウイーク」。そのさい、メンズ館8階レジデンス「THE GALLERY by CHALIE VICE」で展示されていたのが、ジェームズ・ボンドにまつわるアイテム。そのオーナーこそが、チャーリーの友人のひとりであり、英国のラグジュアリーブランドを数多く取り扱う、BLBG(ブリティッシュ・ラグジュアリーブランド・グループ)代表取締役の田窪寿保さんだ。そこでチャーリーが好む英国的なモノ選びの基準をうかがった。Photographs by KOMIYA KokiText by ITO Yujiチャーリーがかんがえる、英国らしさ世界中を旅することで、独特な感性を身につけたチャーリー・ヴァイスはカルチャーやモノ選びにおいても一家言をもっている。そうした嗜好のよき理解者であり、友人でもあるのが田窪寿保さん。前...
連載|the rumored “CHALIE VICE” 第1回 愛着のもてるデジタルガジェット
CHALIE VICE|チャーリー・ヴァイス友人たちが感じた遊びの達人の粋なセンス愛着のもてるデジタルガジェット伊勢丹新宿店メンズ館にある「THE GALLERY by CHALIE VICE」をご存じだろうか。ここに先日まで、オーナーのチャーリー・ヴァイスがセレクトしたというデジタルガジェットが並んでいた。仕事でもプレイベートでも暮らしに欠かせないスマートフォンをはじめとした、デジタルデバイス。これらを使う所作をうつくしくするというアイテムは、どんな目利きによって選ばれたのか。チャーリー流の“粋”を知る友人のひとり、プロダクトデザイナーの角田陽太さんに話を聞いた。Photographs by JAMANDFIXText by TSUCHIYA Motohiro(OPENERS)チャーリーが旅先で出合ったアイテムに触れられる場所チャーリー・ヴァイスは、いつも世界のどこかを旅しいて、才能ある友人たちがいる。人生を愉しむ術を知り尽くしていて、彼が気に入るモノ・コト、そしてヒトは刺激的で...
連載|the rumored “CHALIE VICE” 第3回 黒いアルパカの夢を受け継ぐ
CHALIE VICE|チャーリー・ヴァイスニットに込められた受け継がれる夢壮大なプロジェクトが育んだナチュラルブラック伊勢丹新宿店・メンズ館8階レジデンス「THE GALLERY by CHALIE VICE」では、今冬あらたに “The Natural Black Alpaca Collection”を紹介している。この上質のアルパカニットを手がけたのは、「THE INOUE BROTHERS(ザ・イノウエブラザーズ)」だ。素材は、彼らがチャーリーと出会うきっかけにもなったブラックアルパカ。ギャラリーを訪れたおふたりと、彼らの“師”であるペルー・パコマルカのアルパカ研究所のアロンゾさんに、チャーリも惚れ込んだという、“これまでのどんな黒よりもやさしい色”の魅力をうかがった。Text by OPENERSブラックアルパカとの出会いいまから約30年前、世界をめぐる旅の途中でペルーの高原都市、クスコに立ち寄ったチャーリー・ヴァイスは、小さなバーでアロンゾ・ブルゴスさんと出逢った。アン...
ファッションの歴史を変えた75人を網羅する、デザイナー名鑑の決定版|BOOK
BOOK|エルメスからシャネル、川久保玲まで デザイナー名鑑の決定版『世界ファッション・デザイナー名鑑 FASHION VISIONARIES』ファッション好きなら必携のデザイナー名鑑が9月30日(水)に発売。エルメス、グッチ、シャネルなど各メゾンの人気商品や広告写真など代表的なビジュアルが全312ページにわたって掲載されており、三宅一生や川久保玲ら日本人を含む75人のデザイナーが登場する。Text by UENO Koheiファッションを知ることは、デザイナーを知ることファッションへの造詣を深めるなら、デザイナーのことを理解する必要があるだろう。そこで手に取ってほしいのが、9月30日(水)に発売となる『世界ファッション・デザイナー名鑑 FASHION VISIONARIES』である。本書はそれぞれの時代におけるファッションの革新者75人を取り上げ、各メゾンの人気商品や広告写真など代表的なビジュアルを全312ページにわたって掲載。さらに、意外なトリビアやブランド転換期、年表、製品へ...
“イギリスの歴史といま”を携えてトム・ディクソンが来日|TOM DIXON
TOM DIXON|トム・ディクソン日本初のオンリーショップをオープンしたデザイナー“イギリスの歴史といま”を携えて来日したトム・ディクソンイギリスを代表するデザイナー、トム・ディクソンのオンリーリーショップが東京・青山にオープンした。個人客だけでなく、建築家やコーディネーターの利用も想定したショップは、イギリスの歴史といまを感じさせる、非常に洗練された装いで来店者を迎える。オープンに合わせて来日したトム・ディクソン氏に、自身のクリエイションについて話を聞いた。Photographs by JAMANDFIXText by SUZUKI Joe欧州のデザイントレンドを牽引するブランドがはじめて日本に出店現代のイギリスを代表するデザイナー、トム・ディクソンが日本初のブランドのオンリーショップを東京・青山にオープンした。イギリスの伝統をモダンなかたちで昇華させた彼の家具や照明は、ロンドンのハロッズのカフェなど、最先端の商業施設やパブリックスペースなどでも使われる。そうした状況も踏まえ、...
英国のあたらしいムーブメントを伝える伊勢丹新宿店メンズ館1階の期間限定ストア|Holland Esquire
Holland Esquire|ホーランド エスクワイヤー英国のあたらしいムーブメントを伝える伊勢丹新宿店メンズ館1階に期間限定ストアが登場英国発のテーラリングブランド「ホーランド エスクワイヤー」のポップアップストアが、5月26日(火)まで伊勢丹新宿店メンズ館1階=プロモーションに登場。沖野修也氏率いる「KYOTO JAZZ SEXTET」からメンバーを抜粋した「KYOTO JAZZ QUARTET」による一夜限りのミニライブも開催するなど、見逃せないイベントが満載だ。Text by KUROMIYA Yuzu現代の紳士に贈るクラシックな最旬のサマースタイル英国のテーラリングをベースにしながらも、ウィットに富んだ独特なディテール使いであたらしいリアルクローズを提案している「ホーランド エスクワイヤー」。デザイナーのニック・ホーランド氏が掲げる “Revenge from Wild Life” をテーマに、ハンティングなどカントリースポーツからインスピレーションを得たコレクションを...
AAF通信|連続トークイベントVol.3、ヤノベケンジ×ナガオカケンメイによる対談が実現!
AAF通信|UNION presents D&DEPARTMENT×AAF 共同企画AAF設立1周年記念 連続トークイベントVol.3ヤノベケンジ×ナガオカケンメイ×モデレーター 平沼孝啓このたび、AAF設立 1周年を記念して、今年6月にD&DEPARTMENTとの共同企画によりスタートした連続トークイベントの第3弾を、12月16日(金)『D&DEPARTMENT OSAKA』にて開催します。Text by Art & Architect Festaトーク終了後は懇親会も開催!12月16日(金)に開催する連続トークイベント第3弾では、本年、岡本太郎記念館にて企画展を開催するなど、大阪を拠点に全国で活躍中の現代美術作家 ヤノベケンジさんと、D&DEPARTMENTを主宰するデザイナー ナガオカケンメイさんという豪華ゲストによる対談を実施。モデレーターを務めるのは、『D&DEPARTMENT OSAKA』オープンのさいに建物のリノベーショ...
明治大の講演でコシノ・ジュンコ氏ら登壇
ファッション・ビジネス教育の現状とは?明治大の講演でコシノ・ジュンコ氏ら登壇明治大学で11月26日(土)、コシノ・ジュンコ氏やシャネル日本法人社長のリシャール・コラス氏が登壇するシンポジウムが開催される。Text by OPENERSシャネル社長のリシャール・コラス氏も明治大学の駿河台キャンパスで開かれるのは、「ファッション・ビジネス教育の世界展開―国際ビジネス教育の新展開をめざして―」と題された、明治大学創立130周年を記念しておこなわれる国際シンポジウム。デザイナーのコシノ・ジュンコ氏とともに登壇するリシャール・コラス氏は、シャネルの日本法人社長で、日本文化に造詣が深い人物としても知られる。ほかにもイギリス、フランス、中国、オーストラリアから大学教授を招き、海外の大学などでおこなわれているファッションビジネス教育の現状を紹介。その分野で今後、国際ネットワークをどう構築していくかが議論される。本講演は、学生以外も無料で参加できる。ファッション・ビジネス教育の世界展開―国際ビジネス...
萩原輝美|アン・ヴァレリー・アッシュ来日インタビュー
連載|萩原輝美のファッション・デイズvol.45アン・ヴァレリー・アッシュ来日インタビュー!『VOGUE』が主催するファッション・ナイト・アウトに合わせて来日した斬新なコレクションが話題のデザイナー、アン・ヴァレリー・アッシュを、ファッションディレクターの萩原輝美さんがインタビュー。Text by HAGIWARA Terumiクラシックをモダンスタイルに仕立てるデザイナーこの秋は大掛かりなファッション・ナイト・アウトが表参道を盛り上げました。今回は海外からのデザイナー来日が増えたみたい。11月、杉野服飾大学で2011AWオートクチュールコレクションを発表するために来日したアン・ヴァレリー・アッシュにインタビューしました。――現在、年2回のプレタ・ポルテコレクションと7月にオートクチュールコレクションを発表していますね。アン・ヴァレリーさんにとってオートクチュールとは?ラボラトリー、実験室です。――クチュールで発表した服を、プレタに落とし込むのですね。クチュールは1点1点採寸し仮縫...
BoConcept|カリム・ラシッドとのコラボ“オタワ”ダイニングコレクション
BoConcept|ボーコンセプトボーコンセプト2012年春の新作は、カリム・ラシッドとコラボレーション!“オタワ”ダイニングコレクション現在、世界で活躍するもっとも有名なプロダクトデザイナーの一人であるカリム・ラシッド。彼は7歳のときにカナダに移り、1967年のモントリオール万国博覧会を体験したことが後に多大な影響をあたえたという。ボーコンセプトから発表された“オタワ”ダイニングコレクションは、彼がデザイナーとしてのキャリアの出発点として若き日々を過ごしたカナダの首都オタワからインスピレーションを得てデザインされた。Text by KAJII Makoto (OPENERS)いままでに42ヵ国でデザインの仕事をしてきたカリムと、現在世界中で250店舗を展開するボーコンセプトの必然的な邂逅1967年のモントリオール万国博覧会を体験したことでカリムは、「絵を立体に変換できることを知った」という。「だから、それ以来、発明と技術に興味をもちはじめた。物質的世界を形づくっていくことにもね」...
定番コッペルシリーズに本格機械式時計がラインナップ| GEORG JENSEN
GEORG JENSEN|ジョージ ジェンセンバーゼルワールド2015で発表された3つの新生コッペルコレクションデンマーク・スウェーデン両王室ご用達ブランドでスカンジナビアン・ラグジュアリー・ライフスタイル・ブランドのジョージ ジェンセンは、バーゼルワールド2015において本格的な機械式ムーブメントを搭載し、進化を遂げた3つのコッペル ウォッチを発表した。Text by Hirumaxデザインと開発に2年をかけた最新モデル1978年に発表され、革新的なデザインで注目されたコッペルウォッチは、控えめなスタイルがいまでも色褪せることなく、特別な存在感を放っている。そのコッペルウォッチの最新モデルが、バーゼルワールド2015において発表された。ジョージ ジェンセンは、ふたつのムーブメントメーカーとパートナーを組み、2年もの歳月を費やして3つのあらたなコレクションを発表した。手巻きムーブメント(ETA7001)を搭載した「コッペル メカニカル スモールセコンド」は、オリジナルモデルのデザイ...
SANAAの西沢立衛氏とnendo が一緒に考えた 屋外型の企画展
屋外型の企画展で初コラボ「西沢立衛 + nendo:森の屋根ときのこ」展 京都で開催建築家・西沢立衛(りゅうえ)氏と、佐藤オオキ氏率いるデザイン事務所 nendo が、はじめてコラボレーションをおこなう企画展「西沢立衛 + nendo:森の屋根ときのこ」展。10月4日(金)~2014年1月13日(月・祝)まで、京都造形芸術大学エントランスラウンジにて開催される。Text by OKADA Kazuyuki(OPENERS)屋外作品は、大学敷地内の瓜生山に展開西沢立衛氏は、妹島和世氏とともに建築家ユニット SANAA として国内外で活動。2010年に、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞した。また、昨年末には、設計を担当したフランスのルーブル美術館の新館「ルーブル・ランス」がオープンしたばかりだ。いっぽうの佐藤オオキ氏率いるデザイン事務所 nendo は、建築からプロダクトまで、幅広い分野で作品を発表。昨年はコカ・コーラの瓶から生成した食器「Coca-Cola Bottle...
MOVIE|ディオールのアトリエにはじめてカメラが潜入『ディオールと私』
MOVIE|コレクションを発表するまでの8週間を追ったドキュメンタリーラフ・シモンズ × フレデリック・チェン監督『ディオールと私』デザイナー、ラフ・シモンズがディオールのアーティスティック・ディレクターに就任し、自身のコレクションを発表するまでの8週間を追ったドキュメンタリー『ディオールと私』。3月14日(土)より、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開される。Text by YANAKA Tomomiディオールのアトリエにはじめてカメラが潜入空席になっていたディオールのアーティスティック・ディレクターに2012年に就任したラフ・シモンズ。ベルギー出身で学生時代は工業デザインを専攻し、独学でファッション・デザインを学んできた彼は“ミニマリスト”といわれ、ムッシュ・ディオールから受け継がれたものとは対極にあると思われてきた。そのうえ、オートクチュールのコレクションを発表したことがないラフ・シモンズの大抜擢は、大方の予想を覆すものだったのだ。ファッション界を驚かせたこの“事件”...
WONDERWALL|ワンダーウォールの建築模型展 第2弾開催
WONDERWALL|最新の“小さな建築”10プロジェクトを公開「EXHIBITION OF WONDERWALL ARCHIVES 02 10 PROJECT MODELS」ワンダーウォールの建築模型展 第2弾を開催世界的に活躍するインテリアデザイナー 片山正通氏率いる、ワンダーウォールの建築模型展覧会の第2弾「EXHIBITION OF WONDERWALL ARCHIVES 02 10 PROJECT MODELS」が、4月18日(金)から5月25日(日)まで、ポーラ ミュージアム アネックスにて開催される。Text by KUROMIYA YuzuMAISON KITSUNÉとのコラボTシャツも発売インテリアデザインのみならず、建築デザインディレクション、プロダクトデザインなど、幅広い分野で活躍する片山正通氏率いる建築デザイン事務所、ワンダーウォール。デザインの可能性と未来を可視化するような発想力で、世界各国のクライアントに支持されている。そんな彼らのデザインプロセスに欠か...