世界初のクオーツウオッチ誕生50周年を記念するトリビュートモデル｜SEIKO

SEIKO｜セイコー

時計史に名を刻む名作・クオーツアストロンの50周年を記念して、オリジナルの意匠を再現

世界初のGPS ソーラーウオッチ＜セイコーアストロン＞から、世界初のクオーツ腕時計＜クオーツアストロン＞の誕生50周年を記念したトリビュートモデルが、国内および国外にて2019年11月28日（木）より販売される。

Text by OZAKI Sayaka

オリジナルの意匠と最新のGPS ソーラーキャリバーを融合させたトリビュートモデル

1969年12月25日、セイコーは世界初のクオーツ式腕時計「セイコークオーツアストロン35SQ」を発表し、世界を驚かせた。月差±5秒以内という高い時間精度を実現し、腕時計の歴史に「クオーツ革命」をもたらしたからだ。また、独自に開発した音叉型水晶振動子、オープン型ステップモーターをはじめ、特許権利化した技術を公開することで、アナログクオーツウオッチの世界的普及に大きく貢献し、現在においてもクオーツ腕時計の世界標準に認定されている。2014年には時計技術に大きな改革を実現したことが評価され、日本機械学会によって「機械遺産」に、2018年には国立科学博物館によって「未来技術遺産」に、それぞれ登録されている。

1969年にリリースされた世界初のクオーツ式腕時計「セイコークオーツアストロン35SQ」

「セイコークオーツアストロン35SQ」誕生から50年の節目を迎えた2019年、その名を受け継ぐGPS ソーラーウオッチのコレクション＜セイコーアストロン＞より多くの記念モデルが展開されたが、このアニバーサリーイヤーの最後を飾るのは、「セイコークオーツアストロン35SQ」に込められた意志や未来への期待を具現化した意匠が込められた特別なモデル「＜セイコーアストロン＞ The 1969 Quartz Astron 50th Anniversary Limited Edition」だ。

シンプルなクオーツウオッチとは外装の制約が全く異なるGPSソーラーウオッチでありながら、可能な限り当時のシルエットを踏襲した18Kイエローゴールド製のケースには、オリジナルモデルと同じように熟達した宝飾加工職人の手業による、特徴的な荒らし彫り模様が施された。繊細さと雄々しさを兼ね備えた模様は円環を描き、50年の時を経て初志に立ち返り、新たな未来を切り拓こうとする＜セイコーアストロン＞の決意を象徴するものだ。

視認性に優れたシンプルなレイアウトに加え、スリムでエレガントな当時のフォルムを再現するため、ムーブメントには世界最薄のGPS ソーラーキャリバーである「3X22」を採用。コンパクトでありながら、光を感知して時刻を自動受信し修正する「スーパースマートセンサー」、地球上のどこにいても簡単なボタン操作で素早く現地時刻に修正する「高速タイムゾーン修正機能」などアストロンならではの優れた基本性能を有した、最新のGPSソーラームーブメントだ。

裏蓋には、限定モデルの証として“Limited Edition”の文字とシリアルナンバーが記されるだけでなく、クラシカルな馬蹄型の枠内に“Commemorating the 50th anniversary of Quartz Astron, released on Dec 25, 1969”のメッセージが刻まれた。このトリビュートモデルは、木目の美しい艶やかな無垢材のスペシャルボックスに納められ、限定50本で2019年11月28日（木）より販売が開始される。

＜セイコーアストロン＞ The 1969 Quartz Astron 50th Anniversary Limited Edition

Ref.｜SBXD002
ムーブメント｜GPS ソーラー（キャリバー 3X22）
機能｜GPS 衛星電波受信によるタイムゾーン修正機能、スーパースマートセンサー（自動時刻修正機能）、
強制時刻修正機能、受信結果表示機能、受信オフ機能（機内モード）、針位置自動修正機能、ソーラー充電機能、パワーセーブ機能、パーペチュアルカレンダー（2100年2月28日まで）
ケース素材｜18KYG
ケース径｜40.9mm
ストラップ素材｜クロコダイルレザー
防水｜10気圧
価格｜380万円（税別）
限定数｜世界限定50本

問い合わせ先

セイコーウオッチ　お客様相談室
Tel.0120 -061-012（通話料無料）
www.seikowatches.com/jp-ja/products/astron

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