日本の伝統工芸を用いたカンパノラ20周年記念モデルが2モデル登場|CAMPANOLA

暈響(かさねきょう)

WATCH & JEWELRY / WATCH NEWS
2020年11月27日

日本の伝統工芸を用いたカンパノラ20周年記念モデルが2モデル登場|CAMPANOLA

CAMPANOLA|カンパノラ

漆や螺鈿細工に彩られた、カンパノラ20周年を祝す数量限定モデル「彪目金(あやめきん)」とレギュラーモデル「暈響(かさねきょう)」

シチズンが展開する、時を愉しむためのウオッチブランドCAMPANOLA(カンパノラ)のメカニカルコレクションから、ブランド誕生20 周年を記念した数量限定80本の特別モデル「彪目金(あやめきん)」と、レギュラーモデル「暈響(かさねきょう)」の2モデルが、2020 年11月下旬より取り扱い開始される。

Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi

金粉を蒔いた漆や螺鈿細工で、幻想的な美を演出した特別なモデル

シチズンが展開するウオッチブランド・カンパノラは、2000 年にデビューして以来、「時を愉しむ、日常を愉しむ、個性を愉しむ」をテーマに掲げ、先端技術や匠の技を活かした独創的なモデルをリリース。ガラスと文字盤上のわずかな空間に無限の宇宙を閉じ込める“宙空の美”をデザインコンセプトに、サークル形状の五徳リングなどパーツを組み合わせた多重構造を持ち、建築物のように立体的なデザインが特徴だ。
このカンパノラの20周年を祝して、数量限定モデル「彪目金(あやめきん)」と、レギュラーモデル「暈響(かさねきょう)」が発表された。会津漆の伝統工芸士、儀同哲夫氏による文字盤と見返しリングを使用した、アニバーサリーイヤーにふさわしいウオッチだ。
彪目金(あやめきん)
「彪目金」は「金虫喰塗り(きんむしくいぬり)」といわれる伝統技法を基にアレンジして仕上げた、美しい漆文字盤が特徴。はじめに、文字盤に漆を塗り、乾く前に菜種を敷き詰めて乾燥させ、後にその種を剥がして漆上にできた凹凸に金粉を蒔いて再び漆を塗り重ねて乾かし、最後に研ぎ出すことで独特の彪(ひょう)文様が現れるのだ。漆を幾度も重ねた見返しリングにも金粉が蒔かれ、絢爛な雰囲気に仕上げられている。
「暈響」は、儀同氏が独自に開発した、濃紺の漆が文字盤と見返しリングに用いられ、さらに螺鈿細工をモザイク模様に配置することで、角度により印象が変化する幻想的なモデルだ。これは万華鏡を通して覗くさまざまな形を人生に重ねて表現したもの。
両モデルとも、シチズン傘下のラ・ジュー・ペレ(La Joux-Perret SA)社の自動巻き機械式ムーブメントが搭載され、スイスの伝統的な機械式時計の技術と日本の伝統工芸である会津漆が融合した、20 周年記念にふさわしい特別なウオッチだ。

CAMPANOLA(カンパノラ) 20周年記念モデル メカニカルコレクション「彪目金(あやめきん)」

  • Ref.|NZ0001-04E
  • ムーブメント|自動巻き(Cal.Y513)
  • パワーリザーブ|約42時間(最大巻き上げ時)
  • ケース素材|SS
  • ケース径|42mm
  • ストラップ素材|ワニ革
  • 防水|3気圧(日常防水)
  • 価格|104万5000円(税込)

CAMPANOLA(カンパノラ) 20周年記念モデル メカニカルコレクション「暈響(かさねきょう)」

  • Ref.|NZ0000-07L
  • ムーブメント|自動巻き(Cal.Y513)
  • パワーリザーブ|約42時間(最大巻き上げ時)
  • ケース素材|SS
  • ケース径|42mm
  • ストラップ素材|ワニ革
  • 防水|3気圧(日常防水)
  • 価格|99万円(税込)
問い合わせ先

シチズンお客様時計相談室
Tel.0120-78-4807(受付時間 9:30~17:30、祝日除く月~金)
https://campanola.jp/