新開発オープンハート機構を搭載。＜セイコープレザージュ＞2022年新作「Sharp Edged Series」｜SEIKO

SEIKO｜セイコー

「Sharp Edged Series」から、立体的なダイアルと精緻なムーブメントを搭載した2機種とGMT機能搭載の数量限定モデル1機種を発表

セイコーは、＜セイコープレザージュ＞の洗練された日本の美意識を表現するデザインシリーズ「Sharp Edged Series」より、新開発したオープンハート仕様のメカニカルムーブメントを搭載したレギュラーモデル「＜セイコープレザージュ＞ Sharp Edged Series」2 機種を、2022年 6月10日（金）より取り扱い開始する。また、GMT機能を搭載した「＜セイコープレザージュ＞ Sharp Edged Series 限定モデル」を、世界限定900本、うち国内100本にて2022年7月22日（金）より発売開始予定だ。

Text by OZAKI Sayaka

眺める楽しさを大切にした、オープンハート仕様の新キャリバーを搭載

洗練された日本の美意識を表現するデザインシリーズ＜セイコープレザージュ＞の「Sharp Edged Series」より、新開発したオープンハート仕様のメカニカルムーブメントを搭載したレギュラーモデル「Sharp Edged Series」2機種及び、GMT機能を搭載した「Sharp Edged Series 限定モデル」1機種が発売される。

新開発オープンハート機構を搭載。＜セイコープレザージュ＞2022年新作「Sharp Edged Series」｜SEIKO

レギュラーモデル2機種には、新開発のメカニカルムーブメントキャリバー「6R38」を搭載。オープンハート仕様のムーブメントは、部品の一部を削ぎ落しながらも耐久性を損なわず、美しい仕上がりを実現。9時位置のオープンハート部の奥には技巧の世界が広がり、機械式腕時計ならではのムーブメントの精緻な動きを楽しめる。パワーリザーブは約 70 時間を有し、週末に着用せずとも、翌月曜日にそのまま使用可能な実用性を備えている。

2 枚のパーツで構成した美しい立体的なダイアルは、インデックスへと続く段階的な立体造形を強調したデザイン。12カ所のインデックスは浮遊しているようなレイヤー感を演出し、見ごたえのあるダイアルを実現している。また、ダイアルにはシリーズの特徴である「麻の葉紋様」が施されている。これは、平安時代から織物などに用いられてきた紋様で、植物の麻の葉自体が丈夫で早く育つことから成長や出世の象徴とされてきた。

ダイアルカラーには日本の伝統色を採用し、光沢ある真っ白の練絹の色を表す白練（しろねり）と、藍みを帯びた墨色を表す藍墨（あいすみ）の2種類が用意される。ケースは側面から裏蓋に向かって絞り込む造形で、すっきりとした印象を与える。さらに、ケース側面を鏡面仕上げと筋目仕上げで磨き分けることで、シリーズの特徴であるエッジを効かせたシャープなシルエットはそのままに、美しさと上質さを際立たせている。

Sharp Edged Series

Ref.｜SARX097、SARX099
ムーブメント｜手巻き付き自動巻き（キャリバー 6R38）
パワーリザーブ｜約70時間
ケース素材｜SS（ダイヤシールド加工）
ケース径｜40.2mm
ブレスレット／ストラップ素材｜SS（SARX097）、カーフレザー（SARX099）
防水｜10気圧
価格｜11万5500円（税込）

そしてGMT 機能搭載のレギュラーモデルを特別に仕立てた「Sharp Edged Series 限定モデル」も登場する。日本の風景を象徴する霊峰富士の青々とした雄大な姿にインスピレーションを得て、ダイアルに深みのある濃紺色を表現。光沢感のあるセラミックパーツをベゼルに組み合わせ、ダイアルカラーと呼応する色彩を採用することで、一層上質な印象に仕上げられている。また、限定モデルならではの特別仕様として、ダイアルのカラーリングとマッチする濃紺の艶やかなホースレザー製ストラップが付属する。