あのオリエントスターが、こんなにも上質で美しくなった! 愛すべきブランド70周年限定モデル|ORIENT STAR
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2021年10月18日

あのオリエントスターが、こんなにも上質で美しくなった! 愛すべきブランド70周年限定モデル|ORIENT STAR

ORIENT STAR|オリエントスター

12時位置に煌めくワンポイントダイヤ。半導体ノウハウ譲りのシリコンガンギを新搭載

「ORIENT STAR(オリエントスター)」が誕生70周年を記念し、宇宙をテーマにした限定モデル「スケルトン ~C/2021A1~」を発表。2021年10月14日(木)に200本限定でリリースされた。

Text by YANAKA Tomomi

新型スケルトンムーブメントで小宇宙を描く、オリエントスターの渾身モデル

デザインやパーツ、すべての点で“輝ける星”と呼ばれる機械式時計を作りたいという思いを込めて1951年に産声を上げた「オリエントスター」。
なかでも1991年に誕生し、ムーブメントの地板や部品を肉抜きして骨格のみを残して内部の機構全体が見えるようにした「スケルトン」は、機械式時計ならではの表現スタイルとして親しまれてきた。
「オリエントスター」誕生70周年と同時に「スケルトン」30周年を迎えた2021年の今年に誕生したのが自社製の46系F8ムーブメント。極限まで肉抜きしたスケルトンながら、日差+15~-5秒の精度を実現するだけでなく、先端のMEMS加工技術によるシリコン製がんぎ車を搭載、パワーリザーブを70時間以上に延ばし、実用性能を大幅に向上させたムーブメントだ。
今回の限定モデルでは、このスケルトンムーブメントを小宇宙に見立て、特別なパーツ形状やカラーにより象徴的に表現。シリコン製がんぎ車は、渦巻き状の形状と鮮やかなブルーの発色に特許取得済みのエプソンの独自技術を用い、その姿は天の川銀河をイメージさせるものとなった。
このほかにも文字板外縁のミニッツトラックやパワーリザーブインジケーター、スモールセコンドといった各部や針もすべて宇宙を演出する濃密なブルーで統一されている。
計算されたブルーの色使いと同様にこのモデルの個性を語るのは、9時位置のテンプ受けだ。尾を引いて天空を駆け抜ける彗星を思わせるその姿はこのモデルの名称に用いられた「C/2021A1」にも関連。2021年1月に新たに発見されたレオナード彗星C/2021A1を指しており、12月に地球に最も接近した際には肉眼でも確認できる。
まさにオリエントスターに登場した新星にして、一度だけ巡り合える限定モデルにふさわしい名前が与えられた「スケルトン ~C/2021A1~」。12時に配された2個のダイヤモンドも夜空の“輝ける星”として美しい輝きを放ち、特別な宇宙のデザインを印象付ける。

スケルトン ~C/2021A1~

  • Ref.|RK-AZ0003L
  • ムーブメント|手巻き(自社製キャリバーF8B63)
  • パワーリザーブ|70時間以上
  • ケース素材|ステンレススチール(SUS316L)
  • ケース径|38.8mm
  • ストラップ素材|クロコダイルレザー
  • 防水|5気圧
  • 限定数|200本
  • 価格|35万2000円(税込)
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