庶民のマニュファクチュール、オリエントスターから「ダイバー1964 2nd エディション」が新登場｜ORIENT STAR

ORIENT STAR｜オリエントスター

歴史的モデルのデザインを継承し、さらに機能を強化。ブラックとグリーンの2機種がラインナップ

「ORIENT STAR（オリエントスター）」のスポーツコレクションから、伝説的なモデルを現代的に解釈した 200メートル防水ダイバーズウオッチ第２弾として、「ダイバー1964 2nd エディション」2 機種が2022年6月23日（木）に発売される。

Text by OZAKI Sayaka

本格ダイバーズウオッチの入門にも最適なモデル

1951 年に誕生したオリエントスターは、「輝ける星」と呼ばれる機械式時計を理想に掲げ、伝統的な職人技と最新の時計製造技術とを融合した“MADE IN JAPAN”の高品質時計を一貫して生産し続けてきた。このオリエントスター70 周年を記念して 2021 年に登場した「ダイバー1964 1st エディション」に続き、その歴史を反映した新作「ダイバー1964 2nd エディション」が登場。本作は、1964年に製造された「カレンダーオートオリエント」のデザイン要素と現代の高性能自社ムーブメントを併せ持ち、ISO6425規格に準拠する本格ダイバーズウオッチである。

「ダイバー1964 2nd エディション」は、オリジナルモデルのシンプルなドットインデックスを配したミラーブラックダイアルや、判読性に優れた針の形状、アルマイトリングを組み込んだ回転ベゼル、シャープなラグ形状といったヘリテージデザインを再現する一方で、「ダイバー1964 1st エディション」と同様に、ねじ込み式リュウズとスクリュウバック、無反射コーティングを施した両球面サファイアクリスタルを備え、200メートル空気潜水用防水の本格ダイバーズウオッチ仕様へと強化されている。同じく、ムーブメントも安定した高精度と 50 時間以上のパワーリザーブを備えた自動巻きの46系F6ムーブメントの自社製キャリバーF6N47を搭載。時刻とカレンダー表示に加え、ムーブメントの駆動時間が読み取れるパワーリザーブインジケーターが装備されているが、この機能を装備するダイバーズウオッチは数少ない存在だ。

本作は、ブラックとグリーンの 2 機種が展開され、それぞれの色使いに特別な魅力が。ひとつ目の「カレンダーオートオリエント」を踏襲するブラックのモデルは、ミラーブラック仕上げの文字盤や同じトーンのベゼルを備え、艶やかなブラックがスポーティなダイバーズウオッチにドレッシーな印象をもたらし、シーンやファッションを問わずダイバーズウオッチを着けることが一般化した現在のライフスタイルに調和する。ふたつ目は、艶消しのグリーンで文字盤とベゼルを彩ったモデル。グリーンのグラデーションは、世界でも唯一無二の神秘的な美しい場所として知られる岩手県の鍾乳洞「龍泉洞」にインスピレーションを得たもので、龍泉洞の解明に挑む潜水調査ダイバーのスピリットを反映している。

ケース径は41ミリと普段使いに適した比較的小ぶりなサイズで、素材は高品質ステンレススチール（SUS316L）が用いられている。同素材を使用した 5 列のブレスレットは、立体感とともに腕なじみも良く、ダイバーズエクステンション構造やプッシュＷロック式の三つ折り式バックルを備え、スポーツやタウンユースのどちらにも実用的だ。また、付属のシリコン製ストラップは、ピラミッド型の突起が特徴的な「カレンダーオートオリエント」のブレスレットを再現し、付け替えて楽しめる。

ダイバーズウオッチの本格仕様と味わい深いヘリテージデザインを兼備する「ダイバー1964 2nd エディション」は、2機種ともレギュラーモデルとして展開され、オリエントとオリエントスターのファンや、ヘリテージデザインに関心の高い時計愛好家のみならず、本格ダイバーズウオッチの入門にも最適なウオッチなのだ。