メゾンを象徴する「タンブール」を再解釈。「タンブール カーブ フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ」|LOUIS VUITTON
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2020年4月8日

メゾンを象徴する「タンブール」を再解釈。「タンブール カーブ フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ」|LOUIS VUITTON

LOUIS VUITTON|ルイ・ヴィトン

メゾンのアイコンと航空界のハイテク素材が融合。ジオメトリックなオープンワークがマスキュリンな魅力を放つ

[EDITOR’S EYE]

・ルイ・ヴィトンの時計に対する情熱を高らかにアピールするスーパーウオッチ
・ハイテク素材と高級時計製造という、いま最もアツい戦いに、このモデルでLVも参戦
・タンブールシリーズの存在感が、このモデルの登場で、もう一段階、引き上げられることは必至

スイス・グシュタードにて2020年3月に開催されたルイ・ヴィトン ハイウオッチ メイキングイベントで、新作「タンブール カーブ フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ」が披露された。最先端のテクノロジーと、伝統的な高級時計製造の専門知識が融合されたハイテクニカルウオッチだ。

Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi

メゾンの卓越性を証明するジュネーブシール認証モデル

新たな「タンブール カーブ フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ」 は、ルイ・ヴィトンによる「タンブール」ウオッチの未来的な、よりテクニカルな解釈によって誕生。オープンワークの軽やかなデザインに、フライングトゥールビヨン機能が搭載されたマスキュリンなモデルだ。
搭載キャリバーをはじめ、素材、ケース、ストラップ、フォールディングバックルにいたるまで、すべてのディテールが新設計・新開発。6時位置には、ジュネーブシール「ポワンソン・ド ・ジュネーヴ」が施されている。
メビウスの帯から着想を得たデザインのケースは、既存の「タンブール」ケースをさらにストレッチさせた、細長いシェイプが特徴。側面から見ると一方のアタッチメントからもう一方のアタッチメントへの連続した曲線を描き、上から見ると円に見えるケースは、手首の自然な曲線に完璧にフィットする。
このタイムピースの先進的なグラフィックアプローチと一致するように、「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」の時計職人たちによって、最先端のテクノロジーと伝統的な高級時計製造の専門知識を融合させた、ダイナミックな構造が生み出された。
ケースには、航空産業で使用される超軽量かつ高耐久性のハイテク素材を採用。ゆえに“空飛ぶウオッチ”とも称されるこのウオッチのケース外殻部分には、ルイ・ヴィトンのためだけに開発されたカーボストレイタム®が用いられている。
これは、100枚以上の各種カーボンシートをランダムに重ねることで生成される複合材料のことで、ランダムに重ね合わせたシートを制御温度下で圧縮処理した後、状態が安定し完成した超剛性素材を次世代多次元マシンで研磨する。このモデルをユニークたらしめるソフトかつパワフルな曲線は、本工程で現れるのだ。
仕上がった時点で、このカーボンオーバーレイをグレード5のチタニウムベースの上に嵌め込み、最後に微細加工済みのラグと押し出し成形のチタニウムのインナーケースをカーボストレイタム®製ケースにセットすることで、統一感を湛えた完璧なタイムピースが完成する。
機械式ムーブメントは、80時間パワーリザーブとトゥールビヨン、レギュレーター表示機構を搭載。デザインから製造まで「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」の時計職人の手によって仕上げられたジオメトリックなオープンワーク構造の中でひと際目を引くのは、チタニウム製のトゥールビヨンキャリッジだ。
そしてメゾンのシグネチャーであるイニシャルの「L」と「V」は、オープンワークデザインのなかで見事に表現されている。

メゾンを象徴する「タンブール」を再解釈。「タンブール カーブ フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ」

ルイ・ヴィトン タンブール カーブ フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ
ムーブメント|手巻き(LV108キャリバー)
パワーリザーブ|80時間
ケース素材|Ti、カーボストレイタム®
ケース径|46mm
ストラップ素材|ブラックラバー
防水|3気圧
予価|2928万円(税別) ※受注品により、受注時によって価格が変動
問い合わせ先

ルイ・ヴィトン ジャパン
Tel.0120-00-1854
www.louisvuitton.com

                      
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