クリアなスカルを配したミステリアスな新作「バブル 47 エックスレイ」|CORUM
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2021年7月9日

クリアなスカルを配したミステリアスな新作「バブル 47 エックスレイ」|CORUM

CORUM|コルム

レントゲン写真のようにリアルなスカルモチーフを配したミステリアスかつ大胆な新作

1955年の創業以来、時計製造の伝統を尊重しながらも異彩を放つクリエイションを生み出してきたウオッチブランド・コルムより、新作「バブル 47 エックスレイ」がリリースされる。発光するスカルモチーフがミステリアスかつ大胆なこのウオッチは、世界限定88本で、2021年8月より取り扱い開始される。

Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi

ドーム型サファイアクリスタル風防を備えた「バブル」の21周年記念モデル

コルムの大きく膨らんだ泡のような風防を持つアイコニックなウオッチコレクション「バブル」の誕生と、このタイムピースを生み出したダイナミックな人物に敬意を表し、初代モデルのデザインコンセプトを踏襲する「バブル 47 エックスレイ」が2021年8月に発売される。
特徴は、「バブル」のルーツに敬意を表した大きなドーム型のサファイアクリスタルと、文字盤の中央に配されたリアルなスカルモチーフだ。高度にデザインされたスカルは、ミステリアスながらも挑発的な魅力を放つ。サファイアクリスタルはダイアルをわずかに歪ませるが、暗闇ではグリーンに発光するため、昼も夜も問題なく時刻を確認可能だ。
 
コルムが「バブル」コレクションを初めて発表したのは2000年。オーバーサイズのケースに、分厚いドーム型サファイアクリスタルを風防に採用したデザインは、当時のブランドオーナーであったサヴァリン・ワンダーマンが発案したものだ。ワンダーマンが1960年代に試験的に作られた巨大な曲面ガラスを持つダイビングウオッチにインスピレーションを得たというこのサファイアクリスタルは、文字盤をレンズのように拡大させると同時に歪ませるその錯視効果を、巧みなデザイン技術および独創的なテーマと組み合わせ、時計史にその存在を残した。
この初期「バブル」コレクションの中には、生と死、そして“ディア・デ・ムエストル”という故人を楽しく偲ぶラテンアメリカの祝日をコンセプトに、スカルモチーフを文字盤に配した時計があった。これは、ナチスに占領されていたポーランドで盲学校にかくまわれ、10歳でアメリカのロサンゼルスに移住したワンダーマンの発案によるものだ。

変わったもの、型破りなものを好んだワンダーマンが「バブル」の発表により目指したのは、時計の既成概念を破壊し、再構築することでもあった。本作は、こうした「バブル」のオリジナルコンセプトである“大胆さ”“ユニークさ”を忠実に表現したウオッチなのだ。
本作は、42時間のパワーリザーブを備えた自動巻きムーブメント(キャリバーCO 082)を搭載。SS製ケースにブラックPVD加工を施し、ケースバックにはムーブメントを鑑賞できるサファイアケースバックを備えている。ドーム型のフロントクリスタルとバッククリスタルには、反射防止加工が施されており、視認性を確保している。ストラップには、ネオングリーンのステッチと裏面をラバーで加工したアリゲーター風のファブリック素材が組み合わされ、数量限定88本で取り扱われる。

バブル 47 エックスレイ

  • Ref.|L082/04270
  • ムーブメント|自動巻き(キャリバーCO 082)
  • パワーリザーブ|42時間
  • ケース素材|SS(ブラックPVD加工)
  • ケース径|47mm
  • ストラップ素材|ファブリック(ラバー加工)
  • 防水|10気圧
  • 価格|66万円(税込)
  • 数量|世界限定88本
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