デイリーに似合うアンティークスタンダードウォッチ|SHELLMAN
SHELLMAN|シェルマン
デイリーに似合うスタンダードウォッチ
慌ただしく身支度を整える朝、読書に勤しむ昼下がり、忙しい合間の寛ぎのひととき……etc。今回は、そんな日常のシーンに美しく映える、上品かつプラクティカルなアンティークウォッチをご紹介。手元にそっと寄り添う、落ちついた佇まいのモデルが豊かな時をもたらしてくれる。
Photographs by TANABE EriText by NOGUCHI MinakoStyling by 0718
繊細に煌めく
「カットガラス」モデル
オーソドックスなデザインのアンティークウォッチの中に、ふとした手元の動きに合わせて静謐な輝きを放つモデルがある。その輝きの秘密は、文字盤を覆うガラス面の縁に施されたカット。
1920年代、スイスの高級時計ブランド“ジャガー・ルクルト”が、ガラスを宝石に見立ててカットしたことに始まる「カットガラス」は、アンティークならではのデザイン。繊細な輝きが、シンプルなスタイルに可憐な華やぎを与え、フェミニンな美しさを薫らせる。
カットガラスと共にラグにデザインが施されたモデルは、上品でありながら軽やかな印象。フォーマルな装いはもちろん、カジュアルなファッションにもマッチし、品よく軽快な手元を演出してくれる。
程よくモダンな
「ケース&ブレスレット一体型」モデル
ケースとブレスレットが一体となったモデルは、デイリーユースと一線を画すデザインと思われがちだが、YGやWGの落ち着いた質感は肌馴染みがよく、日常にリュクスな上質感を与えてくれる。
ケース&ブレスレット一体型モデルの美しさを引き立てるデザイン要素のひとつが、表情豊かなブレスレット。細やかなチェーンが幾重にも連なるディテールや、表面の仕上げなど、デザインのバリエーションが豊富で、いずれも繊細さと独特の存在感を合わせて持つ。
身につけると、バングルのような雰囲気を醸し出し、手元に聡明な美しさを宿してくれるのも魅力。しなやかにフィットする着け心地のよさも格別で、使い勝手のいい1本と言える。
美的感性に響く
「アメリカンブランド」モデル
人とは違う、オリジナリティーを追求するなら、アメリカンブランドのモデルをおすすめしたい。ケースのフォルムや文字盤のデザインに特徴があり、手元から自分らしさを表現できる。
1920〜50年代のアメリカは機械技術の発展が目覚ましく、当時から腕時計の大量生産が可能だった。腕時計のパーツ類も、アメリカ国内の工場で作ることでコストを抑え、比較的リーズナブルに腕時計を製造することができた背景がある。そのため、現在も購入しやすい価格を実現できている。
ユニークかつコケティッシュなアメリカンブランドのモデルは、自らの個性を熟知する美的センスの高い女性に似合う。シックな装いとのミスマッチを楽しみ、大人の遊び心を演出してみては。
http://www.shellman.co.jp/item/ladies.html