WISE GRACE|服飾史家・中野香織特別寄稿「ワイズグレース」ここが画期的
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2015年5月11日

WISE GRACE|服飾史家・中野香織特別寄稿「ワイズグレース」ここが画期的

WISE GRACE|ワイズグレース

服飾史家・中野香織特別寄稿

「ワイズグレース」 ここが画期的

留め金を「主役」にすることで、パールの表情をかえることができ、何連にもつなぐこともできるというパールのクラスプ。パールスペンサーが手がける「WISE GRACE(ワイズグレース)」は、ネックレスを生き生きと輝かせる。

文=中野香織

ネックレスと留め金具のコラボレーション

女であれば、おそらく1本はもっているパールネックレス。でも、つけるのは冠婚葬祭のときだけ、という方も多いのではないでしょうか。たとえば、芯糸を替えるなどのメンテナンスの機会に、留め金が主役になるようなクラスプをつけられるようにリフォームしてみる。そうすることで、パールネックレスが活躍する機会を格段に増やすことができます。

いままでどおり、冠婚葬祭に用いることができるのはもちろんのこと、クラスプを前方にくるりともってくると、あたかもパール部分が「チェーン」でクラスプが主役であるような、まったく別のネックレスとしての表情を楽しむことができます。昼はクラスプを後ろに隠し、夜は隠されていたものを見せることで、女の二面性を演出できるアクセサリーとなるわけです。

種類も豊富なクラスプを場に応じてつけ変えることで、おなじ一本のパールネックレスを、カジュアルなシーンでもロックな場所でも浮かないアクセとして使い回せるうえ、2、3本ネックレスを連結させて、ロングネックレスに変貌させることもできる。バリエーションは無限に広がります。

表に見えたら恥ずかしいものであった留め金を、あえて主役に据えてみる、という逆転の発想の勝利ですね──中野香織

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さらに製造元のパールスペンサー代表取締役 篠田掬夫氏よりコメントをいただいた。

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ネックレスとその留め金具は不可分であるとだれもが無意識に思っている。しかしワイズグレースでは、ネックレスの留め金具をその日のイベント、気分、装いに合わせてかんたんに取り外し、つけかえることができる。しかもワイズグレースの留め金具は、金具のしくみが外からまったく見えない。ネックレスをつなぎ目なく一体化させたり、逆にアクセントをつけたり、ときには主役のジュエリーとして、ネックレスを留めるという機能、目的はむしろ二次的にさえ思える。

ワイズグレースの場合、留め金具の位置は首のうしろだけではなく、正面でも横でも不自然にならない。金具がひっくり返っていた、いつの間にか前の方にまわっていて恥ずかしかった、などということはおこりえない。

また、2本、3本とネックレスをつなげば、それがもともとのオリジナルネックレスとしかみえないロングネックレスができあがっている。2本、3本とワイズグレースのセットが増えれば、留め金具とネックレス、ネックレスとネックレスのバリエーションは無数となる。

詳しくは六本木・国立新美術館、東京ミッドタウン至近のジュエリーショップ「ジュエリーボックス“プーロタンゴ”」でご覧ください。

ジュエリーボックス“プーロタンゴ”
東京都港区六本木7-4-6-101
Tel. 03-6438-9318

パールスペンサー
東京都港区六本木7-4-6-1002
Tel&Fax. 03-3479-182

           
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