RIKI WATANABE COLLECTION|ユニバーサルデザインの「キャスロン」
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2015年5月1日

RIKI WATANABE COLLECTION|ユニバーサルデザインの「キャスロン」

RIKI WATANABE COLLECTION|リキ ワタナベ コレクション

<RIKI WATANABE COLLECTION>のユニバーサルウォッチ

1960年代のクロックをモチーフとした、渡辺 力監修ウォッチが登場

<RIKI WATANABE COLLECTION>から新作「キャスロン」が登場。1960年代に生まれたクロックをモチーフとした時計は、ユニセックスで楽しむことのできる優しいデザイン。

Text by OPENERS


普遍的な書体を使用したやわらかなフォルムの腕時計

セイコーの<RIKI WATANABE COLLECTION>は、「自由で堅実なデザイン。単純明快なデザイン。」をポリシーとしたユニバーサルウォッチのコレクション。2001年の発表以来、男女問わず多くの人びとに支持されている。

この10月、新作「キャスロン」が登場する。1960年代に渡辺 力率いるQデザイナーズがデザインしたクロック「キャスロン」は日本独自のインダストリアルデザインのひとつとして知られる。そのフォルムをモチーフとした新作が、渡辺 力監修のもと誕生した。

インデックスにはクロックの名にもなった書体「キャスロン」を使用。キャスロンは18世紀前半にイギリスの活字製造者ウィリアム・キャスロンが生み出したもので、普遍的な読みやすさをもつ書体と呼ばれている。コントラストの強くない微妙な色をあしらうなど、ストレスを感じさせず目に優しく映る工夫がほどこされている。またケースには、「ころんとしたもの」という指示でできた当時の外側ケースを表現するために、“やわらかさ”をイメージさせるプラスチック素材が選ばれた。ケースバックと美錠にも同様にプラスチック素材を取り入れており、かつストラップにはひと肌にもっとも近いとされるピッグスキンを採用。プラスチックとなめらかな肌触りの植物タンニンなめしのピッグスキンが、どちらもデリケートな肌に優しく、極力アレルギーの少ない素材となっている。38.5mm×30.3mmのケースという、ユニセックスで身につけるのに最適なミドルサイズもうれしい。

ダイヤル・針・ケースバックと、色の組み合わせをさまざまに変えた計5モデルが登場する。

キャスロン401 Caslon401
コパル
Qデザイナーズ
1965年ごろ

キャスロン101 Caslon401
コパル
Qデザイナーズ
1964年

渡辺 力|WATANABE Riki
(インテリア・プロダクトデザイナー)
1911年東京生まれ。日本デザインコミッティー、日本インダストリアルデザイナー協会などの創設に深くかかわる、日本デザイン界を代表する指導者的存在。1956年Qデザイナーズ設立。代表作として「ヒモ椅子」「トリイスツール」などの家具、また各地のプリンスホテルのインテリアをデザイン。さらに日比谷第一生命ポール時計などを手がけ、時計にかんしても深い造詣をもつ。2001年より腕時計アルバブランドにて渡辺 力 デザインシリーズ<RIKI WATANABE COLLECTION>を立ちあげ、販売を開始する。

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