Cartier|パリにて『カルティエ、スタイルと歴史』を開催
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2015年3月24日

Cartier|パリにて『カルティエ、スタイルと歴史』を開催

Cartier|カルティエ

パリにて『カルティエ、スタイルと歴史』展が開催

2013年12月4日(水)から2014年2月16日(日)まで、パリのグランパレ サロン・ドヌールにて『カルティエ、スタイルと歴史』展が開催される。グランパレ国立美術館協会の主催で、装飾美術の歴史において重要な役割を担ってきた名門ジュエラーの歴史に迫る。

Text by KUROMIYA Yuzu

カルティエの名声を築いた作品を余すところなく紹介

その高名さとダイヤモンドのきらめきに隠れているのか、実はあまり知られていないカルティエの複雑で豊かな歴史。本展では、カルティエのクリエイションを用途とスタイルの変遷に従って展示。1847年創業という長い歴史のなかで、いかにさまざまな造形をつくり上げてきたのか。追求してきた本質的な美、カルティエのジュエリーやアクセサリーが果たしてきた社会的な役割を知ることができる。

カルティエをテーマにした展覧会のなかでも、最大規模となる本展は、ジュエリーやオブジェ、ウォッチ、置時計など約600点もの作品を一堂に集結。式典用のジュエリーから、ヴァニティケース、シガレットケース、リストウォッチ、そしてプライベートなアイテムまで、どれもカルティエの歴史を彩る、洗練と巧緻の極みといえる作品ばかりだ。なかでも、職人たちの高い技術力と注文主の想いを反映させたカルティエの栄誉を物語る数々のティアラは、思わずため息が出る華やかさ。また、メゾンのアイデンティティにとって重要な時計については、15点というかつてない数のミステリークロックが展示される。

Cartier|カルティエ 02

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作品はおもに「カルティエ コレクション」から出展されるが、パリ装飾芸術美術館をはじめとする公共機関やプライベートコレクションから貸与された作品が約50点もくわわる。とくに、モナコ公室から貸し出された約20点のコレクションは、グレース公妃の洗練された趣味が垣間見えることで、公開前から注目が集まっている。

名門ジュエラーの複雑で豊かな歴史を紐解く鍵となる華やかな作品の数々は、必見。来年の2月まで開催されているので、パリに訪れた際はぜひ足を運んでほしい。

Cartier|カルティエ 04

『カルティエ、スタイルと歴史』展
場所|グランパレ サロン・ドヌール
開催期間|2013年12月4日(水)~2014年2月16日(日)
休館日|火曜日
入場料|11ユーロ
主催|グランパレ国立美術館協会
www.grandparais.fr

カルティエ カスタマー サービスセンター
0120-301-757
http://www.cartier.jp

           
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