IWC|ポルトギーゼのエレガントな「クロノグラフ・クラシック」
WATCH & JEWELRY / WATCH NEWS
2015年3月30日

IWC|ポルトギーゼのエレガントな「クロノグラフ・クラシック」

受け継がれるアイデンティティー

ポルトギーゼのエレガントな「クロノグラフ・クラシック」

IWCを代表するコレクションのひとつ「ポルトギーゼ」に、エレガントでスタイリッシュな「ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシック」と「ポルトギーゼ・トゥールビヨン・ハンドワインド」が登場。より優雅に、洗練された時を刻むタイムピースが誕生した。まずは、「ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシック」からご紹介しよう。

Text by YANAKA Tomomi

イタリア高級靴サントーニ社が手がける美しいストラップ

大航海時代、精密な航海用計器を手に大海原へと漕ぎ出し、新世界発見に挑んだポルトガルの男たち。「ポルトギーゼ」の起源は、それから500年以上もの時を経た1930年代、ふたりのポルトガル人時計商がIWCの時計工房を訪れ、マリン・クロノメーターに匹敵する精度をもつ腕時計の製作を注文したことにはじまる。

そして1939年、ポケットウォッチ・ムーブメントを搭載した初代「ポルトギーゼ」は誕生。以来70年以上にわたりIWCを代表するコレクションとして、現代へと受け継がれる。そんな「ポルトギーゼ」コレクションに、今回あらたなふたつのモデルがお目見えした。まずは「ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシック」からご紹介。

Portuguese Chronograph Classic| ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシック

Portuguese Chronograph Classic| ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシック

クラシックなエレガンスが特長の「ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシック」は、同コレクションにおける、3つめとなるクロノグラフ。アップライトのアラビア数字や、レイルウェイタイプの目盛りがついたチャプターリング、そしてスレンダーなリーフ針が、1930年代につくられた初期モデルに由来するアイデンティティーを受け継いでいる。

ムーブメントには、サブダイヤルで最長12時間を記録できる自社製のキャリバー89361を搭載。モデルは18Kレッドゴールド、もしくはステンレススティールのケースにシルバーメッキ、もしくはスレートカラーの文字盤が用意されている。

ストラップにはイタリアの高級靴メーカーのサントーニ社のものを使用。ハンドメイドで入念に仕上げられ、独特の光沢と色合いが美しいレザーが「ポルトギーゼ」の世界観に見事にマッチしている。

Portuguese Chronograph Classic| ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシック

Portuguese Chronograph Classic|
ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシック

ケース│径42mm、厚さ14.5mm、18KRGまたはSSケース
ムーブメント│自動巻き、キャリバー89361
石数│38石
パワーリザーブ│68時間
仕様│クロノグラフ、12時位置に同軸上に組み合わされたアワーカウンターとミニッツカウンター、フライバック機能、秒針停止機能付きスモールセコンド、3気圧防水
ストラップ|サントーニ社製アリゲーターストラップ
価格|231万円(18KRGケース)、123万9000円(SSケース)

IWC
Tel. 03-3288-6359
http://www.iwc.com/ja

           
Photo Gallery