オメガ・スピードマスター誕生60周年を記念した一夜限りのビッグイベント|OMEGA
OMEGA|オメガ
人類史上最大のエポックを祝した
オメガによる盛大なるパーティ。
その名も“LOST IN SPACE”
2017年4⽉26⽇(⽔)。オメガは英国ロンドンのテート・モダン(国立近現代美術館)において、ゲストにジョージ・クルーニー氏、バズ・オルドリン氏らを迎え、スピードマスターの誕⽣60周年を祝福した。宇宙探査の歴史における、スピードマスターの唯⼀無⼆の貢献に敬意を表し、この⼣べは“ロスト・イン・スペース”と名付けられている。
Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)
YES! We love SPEEDMASTERS!
冒頭、スイス・オメガ社⻑兼CEOのレイナルド・アッシェリマン氏は次のように挨拶をした。
「スピードマスターはオメガだけでなく、これまでこの時計をつけ、信頼を寄せてきた数多くの男性、⼥性にとっても深い意味のある時計です。誕⽣から60年経った今でも、スピードマスターが持つパワーとカリスマ性は衰えることを知りません」
スピードマスターにまつわる最も有名なエピソードは、1969年に行なわれたアポロ11号計画における⼈類初の⽉⾯着陸だ。11号船長のニール・アームストロング氏とバズ・オルドリン氏が⽉⾯に着陸したその瞬間、スピードマスターは⽉⾯で着けられた世界初の時計となったからだ。
その⽉⾯着陸から48年後、バズ・オルドリン氏はこのイベントに宇宙服姿で颯爽と登場した。鳴り⽌まない拍⼿の中、彼は宇宙での体験について語ってくれたのだ。
「恐怖⼼はありませんでした。それよりも⼈類の代表として、必要とされる技術と知識を⾝に付け、⾮常に意義深い任務に望めることを誇りに思っていました。⾃分の為だけの仕事ではないと感じていました」
俳優ジョージ・クルーニー氏は、スピードマスターの熱⼼なファンであり、また⼦どもの頃から宇宙⾶⾏⼠のファンでもある。歴代アポロ計画は、彼にとって今でも⼤切な思い出だ。
「スピードマスターは⽉⾯着陸に携⾏された時計ということで、叔⽗も⽗親も、皆スピードマスターを所有していました。⼈類初の⽉⾯着陸は誰にとっても忘れられない出来事でした。私は卒業祝いとして⽗からスピードマスターをもらいました。スピードマスターの魅⼒は数えればきりがありませんが、私はやっぱりこの時計の歴史に惹かれます」
またジョージ・クルーニー氏は、バズ・オルドリン氏へ特別な賛辞を述べている。
「あなたが成し遂げたことは、我々全員にとって意味のある、とても重要な出来事でした。あなたの勇気、リーダーシップ、そしてすべての⾏動に対して、感謝してもしきれません」
さてスピードマスターが、宇宙⾶⾏⼠が頼るべき宇宙での⽋かせないツールとなって、すでに
50年以上になる。1965年にはNASAのテストを経て、全ての有⼈宇宙計画における公式時計となたわけだが、この⼀連の流れを指揮していたのが、NASAの元エンジニアであるジェームズ・ラガン氏だ。
彼はNASAにおけるスピードマスターの評判について、こう語った。
「1965年に我々がテストしたすべての時計の中で、その他の時計は第1テストで既に落第になった中、唯⼀スピードマスターだけがすべてのテストに合格しました。このため、スピードマスターに対するNASA内での評判は⾼かったのです。今でも宇宙で使われているという事実がスピードマスターの実⼒を何より⽰していると思います」
このイベントに、⽇本からは俳優の三浦翔平さんが出席。スピードマスター グレーサイド オブ ザ ムーン “メテオライト”を着⽤し、世界のVIPと共にレッドカーペットを華やかに彩っている。またパーティを記念して10⼈の宇宙⾶⾏⼠がロンドン市内に放たれ、セント・ポール⼤聖堂などロンドンの象徴的な場所で撮影を⾏なうインスタレーションが実施され、現地での話題を呼んだという。
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