「A.ランゲ&ゾーネ銀座」が移転リニューアルオープン|A. LANGE & SÖHNE
A. LANGE & SÖHNE|A.ランゲ&ゾーネ
店舗リニューアルにあわせて新作を発表
2016年7月3日に、A.ランゲ&ゾーネの直営ブティックが「A.ランゲ&ゾーネ銀座」として装い新たに移転グランドオープンした。リニューアルに合わせて、新作の発表も行われた。
Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)
コンセプトは“発見”
「A. LANGE & SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ)」は、1845年に創業した時計メーカー。ドイツ・ザクセンのファクトリーで生み出される時計は、自社開発されたムーブメントを搭載した入念な装飾が施されており、世界中の時計愛好家を虜にしている。
2008年に東京の銀座・並木通りにオープンしたA.ランゲ&ゾーネ日本唯一の直営ブティック「A.ランゲ&ゾーネ東京」がこの度リニューアル。「A.ランゲ&ゾーネ銀座」として、同じ並木通り沿いにグランドオープンした。
「A.ランゲ&ゾーネ銀座」は、“発見”をコンセプトに、広くゆったりとした空間を作り出した。全床面積約100㎡となり、前店舗の約1.3倍。内装の細部には、A.ランゲ&ゾーネの時計づくりに見られる哲学を垣間見ることができる。時計を成約した方には、オリジナルの茶碗で抹茶をサービスするなど、直営ブティックならではのきめ細やかなおもてなしを提供する。
サクソニア・オートマティックに新たなバリエーションが追加
店舗のリニューアルに合わせ、サクソニア・オートマティックにテラブラウンカラーの新たなバリエーションが2作追加された。ブラウンカラーがサクソニアシリーズの文字盤に採用されるのは初めてのこと。ケースには、ピンクゴールドとホワイトゴールドのケースの2モデルで展開する。ケースの直径は38.5mmで、レディッシュブラウンとダークブラウンの手縫いのアリゲーターベルトを組み合わせ、控えめながらも上品な色調でまとめられた。また、ケースと同色のゴールド無垢製の針とインデックスを配している。
ケースの中では最長72時間のパワーリザーブを誇る、3.7ミリ厚のランゲ製自動巻きキャリバーL086.1が時を刻む。プラチナ製分銅を付けたボールベアリング式センターローターも特筆に値する部品だ。
もちろんサクソニア・オートマティックも、A.ランゲ&ゾーネのすべてのモデルと同じように、二度組みで仕上げられる。ムーブメントを一旦組み立てた後分解し、部品を一つひとつ手作業で丁寧に研磨し、装飾を施して再び組み立てる。この工程を経ることで、高い精度と時計としての美しさを両立した。
A.ランゲ&ゾーネ銀座
営業時間|11:00~19:00
定休日|水曜
場所|東京都中央区6-7-15 第二岩月ビル1階
03-3573-7788
サクソニア・オートマティック
ケース|ピンクゴールド、ホワイトゴールド
ケースサイズ|直径38.5 mm、高さ7.8 mm
ムーブメント|ランゲ自社製キャリバーL086.1(自動巻き)
ムーブメントサイズ|直径30.4 mm、高さ3.7 mm
風防ガラス|サファイアクリスタル
ストラップ|手縫いアリゲーターベルト
価格|251万円(税抜)
A.ランゲ&ゾーネ
http://www.alange-soehne.com/