カルティエのメゾン設立165周年を記念したフィルム『L'Odysée de Cartier』|Cartier
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2015年3月25日

カルティエのメゾン設立165周年を記念したフィルム『L'Odysée de Cartier』|Cartier

Cartier│カルティエ

美しきパンテールが時と場所を超えて駆け抜ける

メゾン設立165周年を記念したフィルム『L'Odysée de Cartier』

気品あふれるジュエリーやウォッチで私たちを魅了しつづけるカルティエ。メゾン設立165周年を記念したフィルム『L'Odysée de Cartier』が完成、ウェブで公開されている。しなやかなパンテール(豹)が旅するカルティエの美の世界観とは――

Text by YANAKA Tomomi

ジュエリーづくりをつうじて思い描いてきた世界をはじめて映像化

1847年に宝石職人ルイ=フランソワ・カルティエによって産声を上げたカルティエ。その後、孫のルイ、ジャック、ピエールに引き継がれ、世界各国に顧客をもち、独創的なジュエリーを生み出すことによって3兄弟によりメゾン・カルティエの礎がつくられた。今回、長年のジュエリーづくりをつうじて思い描いてきたメゾンの世界観がはじめて映像化された。

ストーリーのヒロインは、雌豹の「パンテール」。カルティエの歴史のなかでももっとも才能あふれるハイジュエリー責任者で、ルイの右腕でもあったジャンヌ・トゥーサンがモデルだ。彼女の優れた審美眼、シャープな美、卓越したエレガンスがパリの社交界の評判を呼び「ラ・パンテール(レディ・パンサー)」と呼ばれたことから、1930年代からパンテールはカルティエの究極のエンブレムとして知られている。

フィルムでは、ショーウィンドウの中にいた宝石のパンテールがロシアを旅するピエール・カルティエに出会い、その後カルティエのニューアイコンでもある“LOVE”シリーズの輪を軽やかにくぐってゆく。さらに、エキゾチックなジュエリー制作も得意とするメゾンらしく、中国を象徴する龍や、インドのゾウとも遭遇。そして、操縦中でも時計をすぐに見られるようにとサントスウォッチの由来ともなったサントス・デュモンによる複葉機「14-bis号」に飛び乗り、まばゆいばかりのジュエリーをまとった世界的スーパーモデル、シャロム・ハーロウの部屋を訪れるというストーリーだ。

本物のパンテールと3Dを巧みに融合した映像を手がけたのは、世界有数のCMディレクターとして知られるブルーノ・アヴェイヤン。また、カルティエのイメージに合わせてつくられた壮大な音楽も注目のひとつだ。

パンテールとともに旅する絢爛な絵巻。カルティエがつくりだす時空を超えた華麗なる世界を存分に味わいたい。

カルティエ カスタマー サービスセンター
0120-301-757

           
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