CHANEL|プルミエール ダイヤモンドインデックス
CHANEL|シャネル
Première Diamond Index|プルミエール ダイヤモンドインデックス
文=渋谷康人
毎日着けられるシャネル
1987年に初のレディスモデルとして登場した定番であり、シャネルN゜5のボトルストッパー、ファインジュエリーブティックのあるパリ・ヴァンドーム広場にインスパイアされた八角形のケースをもつ「プルミエール」。今年、ラバーストラップモデルが新たに登場した。
15×19.7mmという小柄な日本女性の腕にピッタリな可愛いサイズで、ベゼル部分にセットされた52個、合計0.26カラットのダイヤモンドと、文字盤の4カ所にセットされた合計0.01カラットのダイヤモンドが、どんなときでも腕もとを華やかにドレスアップしてくれる。白文字盤はマザー・オブ・パール素材、黒文字盤はブラックラッカー仕上げ。40万円を切る手頃な価格も画期的だ。
クォーツ。ステンレススティールケース&ラバーストラップ。30m防水。39万9000円。
シャネル カスタマー・ケア・センター
0120-159-559
BRAND HISTORY
1910年に創業者であるガブリエル シャネルが、パリのカンボン通りに帽子のブティックを開店。それがいまや世界中に名を馳せる名門、シャネルのはじまりである。
1932年に自身の私邸のサロンでファインジュエリーコレクションを発表。ファションはもちろん、ジュエリーの分野においても魅力的な作品を作りつづけてきた。そんなシャネルが1987年にはじめて発表した腕時計が、レディスウォッチ「プルミエール」だ。ジュエラーの聖地であり、後に同社のジュエリーブティックが設立されることとなる“ヴァンドーム広場”、そしてシャネル初の香水である“「シャネルN°5」のボトルストッパー”を模したエメラルドカットの時計は、その美しさゆえ多くの女性を魅了してきた。
その後、1990年に「マドモアゼル」、1993年に「マトラッセ」と発表を重ねてきたが、ことに特筆すべきは2000年に発表された同社初の機械式時計「J12」であろう。セラミックの斬新なスタイルが話題を呼んだこのユニセックスモデルは、瞬く間に同社のアイコンモデルとなり、その後もトゥールビヨン、クロノグラフ、そしてGMTなど多くの派生モデルを生み出してきた。
2008年には「J12 キャリバー 3125」にて、はじめてオーデマ ピゲとのコラボレーションを果たす。「J12」というコレクションひとつにおいても、創作における無限の可能性を見せてくれるシャネル。「流行は変わってもスタイルは永遠」というマドモアゼル シャネルの創作理念を、同社はウォッチメイキングの分野にても貫きつづけている。
【創業年】1910年
【創業地】フランス、パリ
【主なシリーズ名】J12、プルミエール、マドモアゼル、マトラッセ
【問い合わせ】シャネル カスタマー・ケア・センター 0120-159-559
【公式サイト】http://www.chanel.co.jp/