SEIKO|2013年新作ウォッチ、バーゼル現地レポート
2013年新作ウォッチ、バーゼルワールド現地レポート
国産初の腕時計製造開始から今年で100周年
1881年、セイコーの歴史は、創業者の服部金太郎氏が東京・銀座に設立した服部時計店から、そのすべてがはじまった。国産初の腕時計「ローレル」の製造を開始してからちょうど100周年を迎えた今年、セイコーはバーゼルの会場でアニバーサリーを飾るに相応しい新作ウォッチを発表。最先端の電子技術で未来を切り開くパイオニアとしてだけでなく、スイスとは異なるアプローチで世界最高峰の機械式腕時計を作り続けるマニュファクチュールとして、次の100年に向かったあらたな時代の扉を開く。
Text by SHIBUYA Yasuhito
日本を代表する唯一無二の時計ブランドとして
セイコーは、日本を代表する唯一無二の時計ブランドであり、その歴史は日本の時計史そのものだ。服部金太郎氏が1881年に創業した服部時計店、そして1892年(明治25年)に掛け時計製造工場として設立した精工舎にはじまり今日まで続くその歴史は、時計の歴史を変えた数々の偉大な技術革新に彩られている。
今年2013年は、同社が国産初の腕時計「ローレル」を製造してからちょうど100周年という記念すべき年。スイスのバーゼルフェアでも、1世紀を迎えた腕時計製造の歴史や、技術革新で時計の歴史を塗り替えてきた先進性をアピールするとともに、プレスカンファレンスやブースでの展示がおこなわれた。
バーゼルフェア会場の一新とともに、メインホールの1階から2階へと移動した新ブースは、従来よりもスペースを大幅に拡大。通路を挟んで2区画を使用したものとなり、うち1区画は、2012年の発売以来世界中で販売好調な世界初のGPSソーラーウォッチ「セイコー アストロン」が展示された。世界39タイムゾーンに対応し、地球上のどこでも秒単位まで正確な時刻を把握できる、世界でもっとも先進的でグローバル時代に相応しい新スタンダードウォッチとして、大きな注目を集めていたことは言うまでもない。
そしてもう1区画のブースでは、1960年から半世紀以上続く歴史あるブランド「グランドセイコー」をフィーチャー。記念すべきファーストモデルのほか、このフェアで発表され日本だけでなく世界でも限定販売される「ヒストリカルコレクション『44GS』限定モデル」も展示された。世界中から時計関係者が集うバーゼルフェアらしく、機械式時計の愛好家と思われる人々が特に熱心に展示を眺める姿が印象的であった。
この展示を通してセイコーは、最先端の電子技術で腕時計の未来を開くパイオニアとしてだけでなく、スイスとは異なる独自の技術と素材で世界最高水準の精度を持つ機械式腕時計を作り続けるマニュファクチュールとして、このふたつの顔をあわせ持つ唯一無二の時計ブランドというその存在と価値を、改めて強烈に世界にアピールした。
先進の電子技術はもちろんだが、腕時計製造100年という歴史とその過程で産み出された独自の機械式時計技術にも、今後さらに注目が集まることは間違いないだろう。
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