時計史に燦然と輝くミネルバの栄光を継承する最新作をSIHH2019にて発表|MONTBLANC
MONTBLANC|モンブラン
ミネルバが到達した永遠のエレガンスを継承。
モダンスタイルを融合させた現代のクロノグラフ
1940〜’50年代のミネルバのクラシカルなデザインからインスピレーションを得た“モンブランヘリテイジ プロダクトライン”を、モンブランはSIHH2019にて発表。このヴィンテージ感溢れるコレクションから、洗練されたエレガンスの精神を添え、モダンスタイルを融合させた「モンブランヘリテイジモノプッシャークロノグラフ」をリリースした。
Text by OZAKI Sayaka
ミネルバの古典的デザインコードを継承しつつモダンスタイルへと刷新
1858年ヴィルレに設立されたミネルバは、かつて世界一のクロノグラフメーカーとも謳われたブランド。そのミネルバの時計製造技術を受け継いだモンブランが、SIHH2019にて「モンブランヘリテイジモノプッシャークロノグラフ」を発表した。
特徴は、異なる仕上げを施したシルバーホワイトのドーム状ダイアルと、アンスラサイトカラーに彩られたアップライトのアラビア数字、インデックスのドット、スーパールミノバ加工を施した立体的なドーフィン針(時針・分針)、秒針とサブダイアルのブルーのバトン針。ミネルバの古典的なデザインコードを継承しつつ、エレガントで洗練されたスタイルへと刷新された。
インダイアルのインデックスは3分、6分、9分の部分が強調されたデザインだが、これはかつて公衆電話を利用する際にコインを追加投入しなければならない通話時間を示したもの。ドーム型サファイアクリスタルとファセットが施されたホーンも、懐かしいヴィンテージ感とクラシックな外観を醸し出している。
そしてSS製ケースバックには往年のミネルバ工房がエングレーブされ、ミネルバのモノプッシャークロノグラフの栄光の歴史へのオマージュが込められている。このモデルには、フィレンツェの自社レザー工房「プレテリア」製のスフマートアリゲーターストラップまたはSS製ミラネーゼストラップを組み合わせることができる。