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2018年5月2日
それぞれが優美なる表情を纏う、茶、黒、灰、朱、草色のギョウシェダイアル|CZAPEK
CZAPEK|チャペック
色、素材の違いにより、時計の表情が大きく変化。
ギョウシェダイアル「ケ・デ・ベルク」に大胆な5色
スイスの時計ブランド「チャペック」が、雰囲気の異なる5色のギョウシェダイアルを採用した「ケ・デ・ベルク(Quai des Bergues)」を発表。バーゼルワールド2018にて、正式に披露された。
Text by YANAKA Tomomi
チャペック独自の“ハンドメイド・ギョウシェ”ダイアル「リコシェ」
ナポレオン3世の御用時計職人を務めるなど、19世紀に活躍した天才的な時計師フランソワ・チャペックの志を受け継ぎ、2013年に再興したチャペック。
昨秋発表したモデル「ケ・デ・ベルク」では、「リコシェ」と呼ばれる独自の"ハンドメイド・ギョウシェ"ダイアルを搭載。シックなシーソルト・グレイと、光の反射によりダイアルトーンが変化するアクアブルーが多くの人々を魅了した。
そして今回、5つの新色が登場。
グレード5のチタニウムに、さらにブラックのADLC(アモルファス ダイヤモンド・ライク・カーボン)処理を重ねたケースに、ガルバニック仕上げのギョウシェダイアルがセットされた「ブラック・プリンス」は、針とアワーマーカーに蓄光するスーパールミノバを施すことでスポーティな雰囲気も演出する。
また「ハバナ・ブラウン」と「スレートグレイ」は、ガルバニック処理によりニュアンスのあるダイアルカラーが光の反射により変化。ギョウシェのトーンが変わる楽しさを体感できる。
一方、大胆な「ルバーブ・レッド」と「レインフォレストグリーン」はガルバニック処理を行なわず、マットな発色を引き立てている。
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