サルヴァトーレ フェラガモ、京都にてイベント開催|Salvatore Ferragamo
Salvatore Ferragamo|サルヴァトーレ フェラガモ
フィレンツェ・京都姉妹都市提携50周年記念
サルヴァトーレ フェラガモ、京都にてイベント開催
サルヴァトーレ フェラガモは、イタリア・フィレンツェ市と京都市の姉妹都市提携50周年を記念したイベントを開催。世界遺産・二条城で「アーカイブシューズ&ジュエリーのエキシビション」先行公開や、将軍塚青龍殿にてランウェイショーをおこなった。このエキシビションは4月22日(水)まで一般公開中。
Text by KUROMIYA Yuzu
フェラガモ氏が手がけたオリジナルシューズは必見の価値あり
日本の歴史や芸術、文化に深い関心を抱いていたというサルヴァトーレ・フェラガモ。1951年には、日本の着物と足袋からインスピレーションを受けた「Kimo サンダル」を発表するなど、日本と縁が深い。
イベントでは二条城に、駐日イタリア大使のドメニコ・ジョルジ氏、京都市長の門川大作氏、フィレンツェ市長のダリオ・ナルデラ氏、フェラガモグループ社長のフェルッチォ・フェラガモ氏らが登壇。
フェルッチォ・フェラガモ氏は「父・サルヴァトーレは日本を愛し、日本から受けたインスピレーションをもとに『Kimo サンダル』をつくりました。我々にとって、いわばこの場はホームなのです。この偉大な空間に居られることに感謝し、素晴らしいパートナーシップに敬意を表します」とコメント。
ダリオ・ナルデラ氏は「来年のイタリアと日本の修好通商条約締結150周年に向けて、フィレンツェ市と京都市が文化の橋渡しとなる使命を担っています」と述べるなど、それぞれがこのイベントについての思いを語った。
また、4月22日(水)まで一般公開中の「アーカイブシューズ&ジュエリーのエキシビション」を、このイベントにて先行公開。
通常非公開の二条城・二の丸御殿台所(国指定重要 文化財)でおこなわれている本展は、サルヴァトーレ・フェラガモ自ら手がけたオリジナルシューズやアーカイブシューズの限定復刻版など厳選された貴重なアイテムが並ぶ。
くわえて、アイコニックなシューズを18kジュエリーペンダントコレクションとして精巧に再現した、フェラガモ・ジュエルズの「ミニチュア・プレ ツィオーゼ」も展示。
会場は、「サルヴァトーレ フェラガモ」の本拠地となっているスピーニ・フェローニ宮殿のフレスコ壁画を模したキャンバスで覆われ、サルヴァトーレ フェラガモとフィレンツェ市、そして京都市のつながりが体感できる空間となっている。
さらに将軍塚青龍殿では、今年ミラノで発表された秋冬コレクションと、2016年プレスプリングコレクション数点によるファッションショーを実施。
クリエイティブ・ディレクター マッシミリアーノ・ジョルネッティによるメンズ・レディスコレクションが日本初お披露目となったほか、女優でタレントの森星さんが姉妹都市提携50周年記念モデルの限定ドレスを着用して来場。華やかな一夜となった。