ルイ・ヴィトンが史上2番目に大きいダイヤモンド原石でジュエリー製作|LOUIS VUITTON

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2020年2月5日

ルイ・ヴィトンが史上2番目に大きいダイヤモンド原石でジュエリー製作|LOUIS VUITTON

LOUIS VUITTON|ルイ・ヴィトン

史上2番目に大きいダイヤモンド原石でジュエリーを製作

「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」は、採掘会社ルカラ・ダイヤモンドとアントワープのダイヤモンド加工業者HBとともに、史上2番目に大きいダイヤモンド原石をハイジュエリーコレクションへと変身させるユニークなコラボレーションを発表した。

Text by ELESINMETA Yuka

多数切り出しオーダーメイドカットダイヤモンドに

2019年4月19日、ルカラ・ダイヤモンドが完全所有するボツワナのカロウェ鉱山で、1758カラットの巨大なダイヤモンド原石が発見された。

ツワナ語で「希少な発見」を意味する「スウェロ」と名付けられたこの原石は、重量352gでテニスボールほどの大きさ。

1905年に南アフリカ共和国で産出された3106カラットの「カリナン」に次ぎ、史上2番目に大きいダイヤモンド原石であり、ボツワナ産としては最大のものとなる。
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ルカラでは、最新技術を誇るXRTスキャナーを使用することで、「スウェロ」を採掘過程で破壊することなくそのままの姿で回収することに成功。

初期分析の結果、「スウェロ」は「高品質なホワイトジェムの領域」に入る「ジェム品質に近い」原石であることが判明しており、今後数か月をかけて、原石、組成、品質などについて詳細な研究が行われる予定だ。
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圧倒的なサイズだけでなく、表面が非常に薄いブラックカーボン層で覆われているなど多くのユニークな特性をもつ「スウェロ」。
ルイ・ヴィトンは、アントワープのマスターダイヤモンド加工業者「HB」と協力し、最新のスキャン技術や画像化技術を駆使して「スウェロ」を精査。

原石の上部に穴を開けて中心部を可視化し、サイズ、色、形状のさまざまな組み合わせを考慮し、一粒一粒を最適に仕上げるための計画を進めていく。

今回のコラボレーションでは、「スウェロ」からダイヤモンドを多数切り出し、オーダーメイドのカスタムカットダイヤモンドを作成予定。

ブランドを象徴するモノグラムにカッティングするなど、究極のパーソナライゼーションを顧客に提供する。
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問い合わせ先

ルイ・ヴィトン カスタマーサービス
Tel. 0120-00-1854

                      
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