Cartier|カルティエが映画『グレース・オブ・モナコ』の制作に協力
カルティエが映画『グレース・オブ・モナコ』の制作に協力
来年公開を予定、モナコ公国の大公妃となったグレース・ケリーを描くオリヴィエ・ダアン監督の新作『グレース・オブ・モナコ(原題)』の制作にカルティエが協力。グレース・ケリーが所有した5つのジュエリーを複製し提供した。
Text by KUROMIYA Yuzu
世界でもっとも美しい公妃のジュエリーを完璧に複製
ゲストとして招待された1955年のカンヌ映画祭において、モナコ大公レーニエIII世と出会い、女優から公妃へと華麗な転身をとげたグレース・ケリー。1956年、婚約指輪として彼女の指に輝いたのは、10.47カラットのカルティエのエメラルドカットのダイヤモンドリング。結婚時には、ダイヤモンドとルビーのティアラや3連のダイヤモンドネックレスが贈られるなど、グレース・ケリーを語るうえで外せないのがカルティエのジュエリーだ。グレース・ケリーの伝記映画である本作品の撮影には、当然ながら同ブランドの協力が不可欠だったという。
劇中では、パリにあるカルティエの伝説的なブティックが物語の重要な舞台として登場。また、ニコール・キッドマン演じるグレース・ケリーが華やかな銀幕の世界から身を引き、家族とモナコ公国の人びとのために生きる決意をしたとプレスに語る重要なシーンにも、カルティエのジュエリーが輝きを放つ。この映画に使用されたグレース・ケリーが所有した5つのジュエリーは、モナコ公国の同意のもと、カルティエのアトリエで完璧に複製されたもの。なお、オリジナル作品は、現在でもモナコ公室で大切に所蔵されている。
カルティエは、そのほかにも多くのハイジュエリーのリースに協力。作品中でマリア・カラスを演じたスペイン人女優パス・ベガが身に着けたエメラルドがまぶしく輝くネックレスもそのひとつ。また、カルティエの時計とアクセサリーも、レーニエIII世を演じた主演男優ティム・ロスや、アリストテレス・オナシスを演じたロバート・リンゼイにより着用されている。
5月15日から開催されているカンヌ国際映画祭で、予告編がお披露目される本作品。歴史にもとづくきらびやかなジュエリーをまとったニコール・キッドマンに注目だ。
カルティエ カスタマー サービスセンター
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