ヴィンテージカフリンクスを生み出す「ルイファグラン」|Louis FAGLIN
Louis FAGLIN|ルイファグラン
カフリンクスの世界をリードするブランド
フランスのメンズアクセサリーブランド「ルイファグラン」。そのファクトリーでは長い歴史の中で生まれたカフリンクスのアーカイブや宝飾を保存し、ヴィンテージ品の復刻やリメイクを行なっている。他のブランドとは一線を画するデザイン性の高さに注目だ。
Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)
長い歴史の中で培ったノウハウを凝縮
「ルイファグラン」は1899年の設立以来、ヨーロッパを中心とした多くの著名ブランドのカフリンクスを作り続けてきたフランスのメンズアクセサリーファクトリーブランドだ。現在でも世界的に著名なメゾンにプロダクトを提供している。
1924年に4代目ルイボワイエ氏が、Tバーシステムを発明し、取り付けやすいカフリンクスとして発表した。そしてこのTバーシステムがカフリンクス定番となり、ジェントルマンにかかせない機構となった。
「ルイファグラン」の6代目にあたるパスカル・ベルトラン氏は、長い歴史の中で職人たちが製作したカフリンクスの“シークレットヴィンテージコレクションアーカイブ”を1万5000個以上保存している。
ひとつの工場でこれほど多くの著名ブランドのOEMモデルが開発され、良い状態でコレクションが残されているのは他には無い。今も当時のままの貝殻、石、クリスタルなどのパーツが残っており、「ルイファグラン」のヴィンテージモデルの復刻版・リメイクに使用されている。
特にクリスタル素材は、スワロフスキー社が現在に至るまでに社名やトレードマークの変更を経てきた歴史の流れを確認できる。というのも異なる6種類のパッケージに入ったヴィンテージ品が丁寧に保存されているからだ。
現代のクリスタルと大きく違う部分は、たとえばクリスタルの内側がゴールド仕様になっていること。このゴールドが年月とともに深みのある色に変化し、その上のクリスタルにも深みを持たせている。
またヴィンテージクリスタルは色やカットの仕方が現在と違うため、今では再現できない独特な表情を持つ。ヴィンテージのカフリンクスとクリスタルの色合いから100年の長い歴史を感じ取れるのだ。
カフリンクスのほかにタイバー、ラベルピン、ボタンカバー、ペンダントトップ、バングル、ブレスレット、マネークリップ、筆記用具なども手掛けている。
長い歴史の中で培ったノウハウと大事に保存されてきたジュエリーストックで生み出されるルイファグランのコレクションは、これからのクリスマス、パーティーシーズンにぴったりのアクセサリーだ。
ピュアリーニュ
Tel. 045-224-6565
http://www.louisfaglin.com/