アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝|BVLGARI
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2015年9月6日

アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝|BVLGARI

BVLGARI|ブルガリ

東京国立博物館 表慶館で9月8日より公開

アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝を開催

世界屈指のハイジュェラーであり、ウォッチメーカーであるブルガリ。1884年に創業し、130年を超す歴史をもつ名門ブランドが、これまで手がけてきた装飾品の数々の完成度は、アートの域に達している。そんなブルガリの歴史に残る名品・名作約250ピースが東京国立博物館 表慶館で展示される。

Text by KAWADA Akinori

130年の歴史の中で製作したマスターピースを展示

イタリアが世界に誇るハイジュエリーブランドであるブルガリは、130年を超す歴史を有する名門である。1884年にローマに創業して以来、1世紀以上にわたり、イタリアのジュエリーデザインを代表するブランドであり、古代ギリシャやローマ文化の美術・建造物をつくり上げ、比類ない創造性を発揮してきた。その完成度は、文字通り芸術品である。そんなブルガリの貴重なアーカイブが、東京国立博物館 表慶館で公開される。

東京国立博物館 表慶館において「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」と題した一大企画展が、2015年9月8日(火)~11月29日(日)に開催されるのだ。

同展においては、創業者ソティリオ・ブルガリとそのファミリーが手がけた1884年の銀の装飾品から、1920年代のアールデコ様式から現代に至るまでの変遷をたどることができる。

「エリザベス・テイラー ルーム」においては、ブルガリをこよなく愛したエリザベス・テイラーが、映画『クレオパトラ』で着用した衣装に加え、イングリッド・バーグマン、グレース・ケリー、ソフィア・ローレンなど女神にも比される女優たちが身につけたジュエリーも展示する。

日本の美意識にインスピレーションを受けた作品では、「富士山」「ブッダ」と名づけられた名品の特別展示がおこなわれる。

蛇をモチーフとするセルペンティコレクション(セルペンティはイタリア語で蛇の意)、ビザンチン帝国のゴールドコインをもちいたイヤリングやネックレスの美的なモネーテコレクションなどをディスプレイ。

そして、ブルガリを代表するウォッチコレクション「ブルガリ・ブルガリ」の源流となった「ブルガリ・ローマ」40周年を祝した展示もおこなわれ、古代ローマのコインに着想を得たタイムピースの変遷を見られる貴重な機会となる。

東京国立博物館 表慶館での展示は、ただの流行ブランドとは一線を画するブルガリの伝統の奥深さを示すものになるだろう。芸術の秋を楽しめるイベントとして、大いに注目したい。

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アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝
会期|2015年9月8日(火)~11月29日(日)
時間|9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
※9月の土・日曜、祝・休日は18:00まで、金曜日は20:00まで開館(9/25(金)、10/9(金)、16(金)・23(金)を除く)
※10/2(金)〜3(土)は22:00まで、10/31(土)~11/2(月)は20:00まで。
休館日|9/14(月)、24(木)、28(月)、10/5(月)、13(火)、19(月)、26(月)、11/4(水)、9(月)、16(月)、24(火)
会場|東京国立博物館 表慶館(上野公園)
料金|一般1400円(1200円/1100円)、大学生・高校生800円(600円/500円)、中学生以下無料。
※( )内は前売り/20名以上の団体料金。障がい者とその介護者1名は無料(入館の際に障がい者手帳などを提示)

問い合わせ先

東京国立博物館 ハローダイヤル

Tel.03-5777-8600

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1733

           
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