BREITLING for BENTLEY|ブライトリング・フォー・ベントレー|BENTLEY GT|ベントレーGT
Watch & Jewelry
2015年4月9日

BREITLING for BENTLEY|ブライトリング・フォー・ベントレー|BENTLEY GT|ベントレーGT

BREITLING for BENTLEY|ブライトリング・フォー・ベントレー

BENTLEY GT|ベントレーGT

Text by OPENERS

ブライトリングがベントレーとパートナーシップを提携したのは2002年。2003年には、早くも”B for B”ブランドの第1弾が登場。この「ベントレーGT」は2004年に登場した第2弾モデルの一つである。「GT」の名称は、2002年に発表された世界最速のクーペ「コンチネンタルGT」にインスパイアされて生まれたために名付けられた。

このモデルは第1弾モデルの「ベントレー・モーターズ」と比較して小振りとなり(とは言え、直径44.8mmは十分に大型だ)、大幅に実用性を向上させている。メッシュ状のパターンが刻まれたベゼル、計測条件を変えてあらゆる状況で平均速度を算出できる可変タキメーターを搭載。「ベントレー・モーターズ」が採用したクロノグラフ機構は30秒で1周するタイプだったが、この時計が搭載する「Cal.ブライトリング13B」はノーマルなクロノグラフとなり、代わってデイデイト表示を装備する。日常使いに応えるモデルとなっている。

ケースにはSSの他、18KYGや18KWGも用意され、ブライトリングの他の時計と同様に数多くの文字盤やベルトのバリーションがあり、組み合わせを楽しむことができる。さらに特筆すべきは、文字盤色が「コンチネンタルGT」の車体色と同じバリエーションで展開されていること。これは同車のユーザーならば堪らないだろう。しかも、文字盤の塗料には細やかなメタルフレークを混ぜ込み、車と同様のメタリック色に仕上げている。むろん、メタリックカラーの採用は腕時計の文字盤としては前代未聞のことだ。ブライトリングの「コンチネンタルGT」への惚れ込みようが窺えるとともに、エポックメイキングなモデルともいえるだろう。

自動巻き。毎時2万8800振動。42時間パワーリザーブ。ケース径44.8mm。ケース厚14.2mm。SSケース。SSブレス。100m防水。82万9500円。

BRAND HISTORY

スイスの名門時計ブランド「ブライトリング」と、イギリスの名門自動車メーカー「ベントレー」が、2002年にパートナーシップを締結したのを機にスタート。2社の最初のコラボレートは、ベントレーが誇るスポーツクーペ「コンチネンタルGT」のインパネに、ブライトリング製のダッシュボードクロックを採用することだった。

その翌年から、ブライトリングがベントレーの名車をモチーフに、自社コレクションとは別ラインの腕時計を製作する。こうして、空と陸の両雄がタッグを組んだ、ブライトリング・フォー・ベントレーが誕生したのである。

同ブランドのコレクションには、30秒で文字盤を一周する高速クロノグラフ機構を搭載した「ベントレー・モーターズ」や、メタリック文字盤を採用した「ベントレーGT」、ビッグデイトとクロノグラフを搭載した「ベントレー6.75」など、個性的なモデルがラインナップする。

ベゼルにベントレー・カー特有の刻みを入れ、裏ブタに緻密な装飾を施すなど、ディテールにまでこだわった硬派な造り込みを行うことで、時計ファンはもちろん、自動車愛好家からも熱い注目を集めている。

また、’05年には永久カレンダー、トゥールビヨンのコンプリケーション2モデルを、’06年にはノンクロノグラフの角型ウオッチ「フライングB」を発表。次第に独自色を強め、ブライトリングとは一線を画した別ブランドとして認知されるに至る。

2007年は、「フライングB」のコレクションを拡充し、ベントレー・カーに共通する重厚でラグジュアリーなスタイリングを、さらに確固たるものにした。

【創業年】2002年
【創業地】スイス、グレンヘン
【主なシリーズ名】ベントレー・モーターズ、ベントレー・マークⅥ、ベントレー・フライングB
【問い合わせ先】ブライトリング・ジャパン 03-3436-0011

公式サイト:http://www.breitlingforbentley.jp/

           
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