Franck Muller|ダブルフェイス・クロノグラフ
Watch & Jewelry
2015年4月9日

Franck Muller|ダブルフェイス・クロノグラフ

Franck Muller|フランク・ミュラー

ダブルフェイス・クロノグラフ

Text by OPENERS

ブランド創業時に発表したクロノグラフを、形状・機能ともに完全復刻した日本限定50本のリバーシブルウオッチ。
ムーブメントのメインプレートから自動巻きローターを貫いてセットされた、表側と裏側のクロノグラフ秒針は、完全に同調して積算計測を行う。

裏側の文字盤には速度算出用のタキメーター、距離算出用のテレメーター、脈拍計測用のパルスメーターという3種のスケールを配置している。

自動巻き。毎時2万8800振動。42時間パワーリザーブ。シースルーバック。ケース径39.0mm。18K4N(シャンパンゴールド)ケース。クロコダイルベルト。357万円。

BRAND HISTORY

現代に活躍する独立時計師の中で最も成功を収めた一人、フランク・ミュラーが1992年に創業したブランド。
彼は、ジュネーブの時計学校にて本来は3年かかる技術を1年で修得し、主席で卒業するほどの天才だった。

1986年に製作した初のオリジナル・ウォッチでは、自動振動(フリー・オシレーション)という特許取得の新機構を組み込んだ独創的なトゥールビヨンを開発。その翌年にはミニッツリピーター付きトゥールビヨン、89年には永久カレンダーを組み込むなど、多数の複雑時計を個人として手掛けてきた。

ブランドを興してからも、ダブル・ジャンピングアワーやレトロ・グラードセコンド、ダブルフェイス・クロノグラフなど、時計界を激震させる新機構を数多く開発する。

また創業年には、現在のフランク・ミュラーの代名詞でもある流麗なトノー型ケースを採用した「トノウ・カーヴェックス」を発表し、意匠面でも他ブランドとは一線を画した魅力を放つ。

こうして独立独歩の道を進み続けるフランク・ミュラーだが、1995年には若手育成を目的として、ジュネーブ郊外に新工房「ウォッチランド」を設立。また、同地にてW.P.H.H.と称するフェアを毎年開催し、複数のブランドと新作を合同発表するようになる。

さらに2001年には、隣接する土地に2棟の建物も完成させ、2007年には同グループのブランド数を大幅に増やすなど、現在も時計界のリーダーとして快進撃を続けている。

【創業年】1992年
【創業地】スイス、ジュネーブ
【主なシリーズ名】トノウ・カーベックス、ロングアイランド、カサブランカ、ヴェガス、クレイジーアワーズ、レボリューション
【問い合わせ先】フランク・ミュラー東京(フランク・ミュラー ジャパン) 03-3549-1949

国内サイト:http://www.franckmuller-japan.com/
公式サイト:http://www.franckmuller.com/

           
Photo Gallery