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TOMMY JEANSが、プロダンスリーグD.LEAGUE 22-23に参画中のダンスチームSEPTENI RAPTURESとコラボレーションしたSHOWを初めて制作した。今までやむを得ず販売できなかった商品をアップサイクルしパフォーマンス衣装を製作し、そのコンセプトをパフォーマンスにも反映、11月2日(水)に行われた「D.LEAGUE 22-23 SEASON ROUND.3」で披露された。
■ 独自の手法で100%リサイクルジーンズを作成、アパレル業界の課題である衣類の大量廃棄などに取り組む
Tommy Hilfigerは「WASTE NOTHING, WELCOME ALL~無駄にするものをなくし、全ての人を受け入れる~」というヴィジョンを掲げ、完全に再生可能な製品づくりや環境に配慮した製造法など、アパレル業界が持つ環境課題の解決に向けてサステナビリティに関する様々な取り組みを実施している。特に2019年には独自の手法で、業界標準の30%を超える100%リサイクルジーンズを作成しているのだ。
そして今回、日本でもこの取り組みの一環として、プロダンスリーグD.LEAGUE 22-23に参画中のダンスチームSEPTENI RAPTURESとデニム素材をアップサイクルした衣装でSHOWを作るコラボレーションが実現した。
ダンスカルチャーと密接に関わるファッション産業では、衣類廃棄量が年間 50 トンを超えると言われ、生産から着用、廃棄に至るプロセスでの天然資源の大量消費、CO2の大量排出、水の大量消費、水質汚染等の環境負荷の大きさが業界の大きな課題となっている。
このような背景を受け、SEPTENI RAPTURESは2020年のD.LEAGUE開幕当初よりアップサイクル衣装を採用し、2022年10月に開幕したD.LEAGUEの22-23 SEASONから、全試合でアップサイクルやリユースなどの環境に配慮した衣装を着用することを決定した。
両社がお互いの活動に共感し、本コラボレーションが実現した。D.LEAGUEにおいても、ダンスチームとファッションブランドがコラボレーションし、全身アップサイクルで製作した衣装でSHOWを制作することは初の事例となる。
今回の衣装は、11月2日(水)に行われた「D.LEAGUE 22-23 SEASON ROUND.3」で披露された。"ニューヨークのストリート"を体現したデザインに仕上げ、ディレクターのAKIHITOとリーダーのMIYUを中心に、“失恋”をテーマに前に進めない男と未来に進もうとする女を表現したSHOWを際立たせた。
■「SEPTENI RAPTURES」について
2020年8月に発足した日本発のプロダンスリーグ「Dリーグ」に参戦しているプロダンスチーム。ディレクターは日本最大級の振付コンテストで完全優勝を成し遂げたAKIHITO。メンバーは世界大会でも優勝歴のあるリーダーMiYUを筆頭に、様々なコンテストやダンスバトルの第一線で活躍してきた11名から成る。
SEPTENI RAPTURES 公式ページ