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TTR株式会社(本部:東京都板橋区、責任者:吉田、以下 TTR)は、新製品のイヤホン「CR S1」を「Artio」ブランドから2020年12月19日(土)に発売した。本製品は、2019年7月にクラウドファンディングを実施した「CRシリーズ」の「CR-1」、「CR-M1」に次ぐ新製品。今回発売される新製品も、「CRシリーズ」の特長であるスピーカー鑑賞時のような音響の立体感や、共振の抑制を実現している。また、前回製品からさらなる装着性向上、軽量化に成功した上、大幅なプライスダウンを実現した、より多くの方に使用いただける製品だ。
■「CR-S1」の特長
①お好みの音源を立体的に再生
イヤホンでの鑑賞時に発生する頭内定位(頭の中で音が鳴っている感覚)を軽減し、スピーカー鑑賞時のような立体感のある音響を仮想的に再現する特許技術「WARPシステム(※1)」を搭載。従来のイヤホンでは表現しきれなかった空気感や音の位置関係を立体的に再生する。※1 Wide Area ReProduction
②耳にフィットしやすいシンプルな新筐体
特許技術「WARPシステム(※1)」と「SkIS(※2)」を小型軽量化。構造の大幅な見直しを行い、軽量で耳にフィットしやすい新筐体を採用した。CRシリーズの立体的な音響表現をそのままに、より手軽かつ快適な装着感を実現している。※2 Six kilohertz Intercept System
③更に深く音源に入り込む緻密な音響設計
最適化した2つの特許技術を組み合わせた音響調整により、低域から高域まで全てのレンジをバランスよく再生。頭内定位を原因とした音の重なりによる閉塞感を軽減することで、音の位置関係を明確化し、1つ1つの音をダイレクトに表現する。音楽は勿論、動画やゲーム、アンビエント(環境音楽)やASMRなど、あらゆるジャンルの魅力を最大限に引き出し、より深い没入体験を楽しめる。
■「CRシリーズ」に搭載されている特許技術
①脳が音を感じる仕組みに着目した新技術"WARPシステム“
従来のイヤホンではL側の音は左耳でだけ、R側の音は右耳でだけでしか聞くことができず、イヤホンをしていない環境下とは違った音の感じ方になってしまうという問題を抱えていた。この問題を解決すべく、特許技術”WARPシステム” (Wide Area ReProduction - 特許番号:6730384)を使い、L・Rそれぞれのイヤホンに到達する信号の帯域・レベルなどを調整し、それぞれ反対側のイヤホンに混ぜ合わせた。その結果、イヤホンを装着していないような音の位置や距離感をもった視聴環境を作り出すことに成功。音源のもつ空気感や臨場感を自然に感じられ、まるでその音の世界に入り込んだかのような没入感を得ることができる。
②カナル型イヤホン特有の共振を抑える 特許技術"SkIS“
"SkIS"(Six kilohertz Intercept System - 特許番号: 第5696249号)は、ダイヤフラム裏の容積とドライバーフレームの空気穴、ドライバーキャップ部の容積の関係により、耳の中で耳障りな共振を起こす6kHzの音の再生を抑制する音響構造。通常、ダイヤフラム裏の空気はダイヤフラムの振動を助けるバネのような働きをするが、"SkIS"では6kHzの音域でダイヤフラム裏の空気の動きを制限。これにより、他の音域に影響を与えずに6kHzの音域だけを抑制することができる。
■製品概要
・製品名 :CR-S1
・発売日 :2020年12月19日(土)
・価格 :5,400円(税抜)
・取扱店舗 :e☆イヤホン、フジヤエービック、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ビックロビックカメラ新宿東口店、エディオン、宮地楽器 神田店、Joshin webショップ、カメラのキタムラ ネットショップ、ネオウィング、CD Japan
・サイトURL:https://artio.co.jp/
<テクニカルデータ>
・ドライバーユニット:Φ10mm ダイナミック型
・音響方式:密閉型
・出力音圧レベル:107dB SPL/mW
・再生周波数帯域:20Hz~20kHz
・最大入力:200mW
・ユニット公称インピーダンス:32Ω
・質量:約14.6g (ケーブル含む)
・イヤーピース:final E タイプ (S/M/Lサイズ)※Mサイズは本体に付属
・ケーブル:全長約1.2m、Φ3.5mmプラグ、OFCリッツ線、スパイラルケーブル
<アクセサリー>
・付属品:取扱説明書、保証書
TTR株式会社