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豊島株式会社(代表取締役社長:豊島半七、名古屋市中区)が展開する、ファッション業界から廃棄食材を再活用するプロジェクト「FOOD TEXTILE(フードテキスタイル)」と、MARK STYLER株式会社(代表取締役社長:秋山正則、渋谷区広尾)が展開するファッションブランド「Ungrid」がコラボレーションしたタンクトップとTシャツが、4月15日(水)よりUngrid各店舗、公式オンラインストアにて販売中だ。
豊島株式会社は、約30年前から環境に配慮した素材を扱い、ファッション業界のサステナビリティの推進に取り組んできたという。FOOD TEXTILEは、豊島株式会社と色の原料を提供する食品関連企業、その生地で商品を展開するコラボレーション企業の3社から成り立つプロジェクト。従来捨てられてしまっていた規格外の食材や、カット野菜の切れ端、コーヒーの出涸らしなどを、食品関連企業や農園から買い取り、食品に含まれる成分から染料を抽出し、染め上げている。
今回コラボレーションしたUngridは女性として生まれてきたことを最大限に楽しみ、カジュアルをベースに自由なファッションをして欲しいという想いを込めて着心地の良さを追求し、TPOに合わせた心地よい日常を過ごせる服を提案している。発売するTシャツとタンクトップの染色には、生活の木、キユーピー、堀内果実園から提供された廃棄予定のエキナセア(ハーブ)、レタス、ブルーベリーから抽出した色を使用している。
FOOD TEXTILE×Ungrid コラボレーションアイテム 商品概要
廃棄予定の食材から抽出した色素で染色した優しい色みのアイテムで、デイリーに着回したいトップス。定番の形なので、ボトムを選ばずに幅広く合わせられる。自然なカラーも馴染みがよい。
カラー展開はタンクトップがホワイト(エキナセア)、イエロー(レタス)、Tシャツがカーキグレー(エキナセア)
パープル(ブルーベリー)のそれぞれ2色。
オンラインストアURL: https://runway-webstore.com/ungrid/
FOOD TEXTILEは、ファッション業界から廃棄食材を再活用するプロジェクト。従来捨てられてしまっていた、形の不揃いなど規格外の食材や、カット野菜の切れ端などを食品関連企業や農園より買い取り、植物に含まれる成分を抽出、それを染料にして染め上げている。オリジナル商品展開の他、国内の様々なファッションブランドと連携して生産販売・商品化を進め、アパレル業界からフードロス問題に取り組む。現在は、15社を超える国内の食品関連企業・農業・農園と連携、業界を繋ぐサステナブルなシステムを構築している。
豊島株式会社