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2021年8月20日
ローディ&マウンテンバイカー向けイベント「第1回 野沢温泉 自転車祭」の開催が決定
野沢温泉スキークラブ
コロナ後を見据え、全シーズンでの山林利活用と地域に根ざしたイベントを
自転車で地域を盛り上げることを目的としたイベント「野沢温泉 自転車祭」。ロードバイクとマウンテンバイクの各レースが併催となる国内でも珍しい一般参加型サイクルイベントだ。2021年10月9日・10日に開催予定。
Text by KOBAYASHI Miki
日本有数の温泉地、野沢温泉の大自然をフル活用した自転車祭り
スキーで100年を越える歴史を持つ野沢温泉は、冬のスキー・スノーボードを楽しむ場としての地位では確固たるものがある。
その一方で、サマーシーズンでもう一つの核となるイベントを作り上げることはできないか。それを通じて、大自然の中で行うアクティビティを普及させ、コロナ後のスタンダードにしていきたい。
そう考えた、野沢温泉サイクリングイベント実行委員会は、2021年10月9日(土)、10日(日)に、スポーツ自転車の総合イベント「第1回 野沢温泉 自転車祭」の開催を決定した。
本イベントは、起伏に富んだ広大なフィールドを活用して開催される、ロードバイク向けヒルクライムレースと、マウンテンバイク向けロングダウンヒルレースの双方を行うというユニークな一大イベント。村内には13ヶ所の天然温泉があり、イベント後にゆったりと疲れを癒すことができる。また地元食材を使った料理に舌鼓を打つのもいいだろう。
スポーツタイプ自転車というとハードな運動のように思われがちだが、サイクリングは運動神経や体力に自信がなくても楽しむことができ、老後も趣味として続けている人が多い。
今回用意されるそれぞれのレースには、男子女子各カテゴリ―で、中学生、高校生、20~50歳の各年代、60歳以上、年齢制限なしe-bikeの8つのクラスを用意。幅広い世代の参加が可能だ。
ロードバイクによるヒルクライムは、標高差800mを上がる距離約13kmのレース(制限時間は3時間)。下山は安全に配慮して世界最新鋭の新ゴンドラに乗車。信州の景色を堪能しつつ下山する。
マウンテンバイクによるロングダウンヒルは、標高差800m距離約6.5kmのトレイルとゲレンデを下るレース。予選と本戦の2度のタイム計測があるので2日間に渡りレースを楽しめるという。
大会事務局は野沢温泉スキークラブが担当。地域に根ざした大会運営を通じて、地元に活力をつけ、若者に魅力ある野沢温泉、夏における雇用の創出も視野に入れた動きへと繋げていくとしている。
第1回 野沢温泉 自転車祭
- 日時|2021年10月9日・10日
- 主催|野沢温泉サイクルイベント実行委員会 (事務局:野沢温泉スキークラブ)
- 競技|ヒルクライム(ロードバイク中心)、ロングダウンヒル(マウンテンバイク中心)
- ヒルクライム|参加費:一般8000円、高校生以下6000円、参加定員:1000名
- ロングダウンヒル|参加費:一般1万6000円、高校生以下1万2000円、参加定員:500名
- ※ヒルクライムとダウンヒル両種目参加のダブルエントリーの方には割引価格を用意
- ※申し込み先着順、期日前でも定員に達し次第締め切り
問い合わせ先
野沢温泉サイクルイベント実行委員会
https://nozawa-cycle.jp/