バート・バカラックから小沢健二まで、後世に遺したい12曲のポップス

2013年よりビルボードライブ東京・大阪でスタートしたライブプログラム「野宮真貴、渋谷系を歌う。」。渋谷系サウンドを日本から世界へ発信する試み「渋谷系スタンダード計画」として、バート・バカラック、ロジャー・ニコルズ、村井邦彦、はっぴいえんど、松任谷由実、小西康陽、小沢健二ら、渋谷系のヒット曲とそのルーツとなる名曲をカバーし、21世紀のスタンダード・ナンバーとして披露するライブを展開している。ビルボードライブのプログラムのなかでも人気の公演であり、例年、そのチケットは入手困難といわれるほど。

2014年には“実況録音盤”と銘打って、2013年のステージを完全収録したライブ盤を発売。そして今年11月、国内外の著名な渋谷系アーティストをスペシャルゲストとして迎え、全曲あらたにレコーディングした“スタジオ録音盤”として、『世界は愛を求めてる。～野宮真貴、渋谷系を歌う。～　What The World Needs Now Is Love』が発売される。

収録を予定している楽曲は、アルバムのタイトルにももちいられているバート・バカラックの名曲「WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE」から、1980年代初頭の日本でわずか2年の活動で解散した伝説のバンド、スクーターズの「オー・ハニー」など、12曲をラインナップする。また、野宮氏自身が在籍していたピチカート・ファイヴの代表曲「東京は夜の七時」や小沢健二の「ぼくらが旅に出る理由」など、ジャパニーズ・ポップのスタンダードとして金字塔を築いた楽曲も収録予定だ。

初回生産限定盤には、アート・ディレクターの信藤三雄氏がデザインした、21世紀の“渋谷系ビジュアル・ブック”が付属する。56ページにわたるボリュームのビジュアル・ブックは、信藤氏の撮り下ろしによるスペシャルフォトが満載。また、監修には音楽ライターの栗本斉氏を迎え、野宮氏と坂口氏の対談による渋谷系スタンダード・ナンバーの解説など、時代背景や音楽的文脈を踏まえ、じっくりと楽しめる内容になっている。

ビルボードライブ大阪・東京で、2015年の「野宮真貴、渋谷系を歌う。」を開催

そして、今年もビルボードライブ大阪・東京にて、「野宮真貴、渋谷系を歌う。」が開催される。もはや秋の恒例行事として定着し、3周年を迎える2015年のテーマは「フレンチ渋谷系」。「パリ×渋谷系×野宮真貴」ということで、例年以上のエレガンスをまとい、野宮真貴が渋谷系の楽曲を歌う。ピチカート・ファイヴのナンバーはもちろん、渋谷系に繋がる世界の名曲の数々も再解釈され、21世紀のスタンダード・ナンバーとして堪能できる。

『世界は愛を求めてる。～野宮真貴、渋谷系を歌う。～　What The World Needs Now Is Love』
野宮真貴
初回盤｜3996円
通常盤｜3240円
ユニバーサルミュージック
http://www.universal-music.co.jp/nomiya-maki/news/2015/07/31_release

発売日｜11月11日（水）

＜収録予定曲＞
「WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE」バート・バカラック
「LOVE SO FINE」ロジャー・ニコルズ
「東京は夜の七時」ピチカート・ファイヴ
「ぼくらが旅に出る理由」小沢健二
「オー・ハニー」スクーターズ
ほか全12曲収録予定.

野宮真貴、渋谷系を歌う−2015−。
〜Miss Maki Nomiya sings Shibuya-kei Standards 2015〜

＜大阪公演＞
日程｜11月13日（金）
時間｜[1st] 17:30開場、18:30開演／[2nd] 20:30開場、21:30開演
料金｜サービスエリア8500円　カジュアルエリア7000円
会場｜ビルボードライブ大阪
大阪市北区梅田2丁目2番22号　ハービスPLAZA ENT B2
Tel. 06-6342-7722

＜東京公演＞
日程｜11月19日（木）、20日（金）　
時間｜[1st] 17:30開場、19:00開演／[2nd] 20:45開場、21:30開演
料金｜サービスエリア8500円　　カジュアルエリア6500円
会場｜ビルボードライブ東京
東京都港区赤坂9丁目7番4号　東京ミッドタウン　ガーデンテラス4F
Tel. 03-3405-1133
チケット一般発売日｜9月8日（火）
http://www.billboard-live.com/