MOVIE|ドイツサッカーの父と少年たちとの心の交流を描いた『コッホ先生と僕らの革命』
MOVIE│試写会に5組10名様をご招待
ドイツサッカーの父と少年たちとの心の交流を描いた『コッホ先生と僕らの革命』
“ドイツサッカーの父”として知られるコンラート・コッホ。少年たちとのサッカーをつうじた心の交流を描く映画『コッホ先生と僕らの革命』が、9月15日(土)からTOHOシネマズシャンテほかで全国上映される。それに先立ちOPENERSでは、9月5日(水)18時30分から東京・丸の内の東商ホールで開かれる一般試写会に5組10名様をご招待する。
Text by YANAKA Tomomi
実話に基づく感動のヒューマンドラマ
心を閉ざして生きてきた少年たちが、自分を犠牲にしてまで真の教育を授けようとする教師の熱意に触れ、夢と勇気と笑顔を取り戻すまでの成長を綴った『コッホ先生と僕らの革命』。ドイツ発の実話に基づくヒューマンドラマがロードショーされる。
若手教師のコンラート・コッホに扮するは『グッバイ、レーニン!』で注目された若手演技派ダニエル・ブリュール。このほかにもドイツ映画に欠かせない実力派俳優が脇を固める。そして、何よりも少年たちの個性を生かした伸びやかな演技と表情が観る者に忘れられない印象を残してくれるのだ。
厳格な名門校で、型破りな教師と少年たちが巻き起こす革命
19世紀末。帝国主義下のドイツでは強烈な反英感情が高まり、イギリスで生まれたサッカーは“反社会的”なものとされていた。そんななか、名門校にイギリスからドイツ初の英語教師コンラート・コッホ、後に“ドイツサッカーの父”と呼ばれる男が赴任してきた。
だが、イギリスの言葉、英語に強い偏見を持つ生徒たち。そこでコッホは英語に興味をもたせるため、授業にサッカーを取り入れる。サッカー用語をつうじて英語を学び、同時に子どもたちの階級や国籍に対する差別意識に対し、公平に敵味方なく敬意を払う“フェアプレイ”の精神や仲間を思いやる“チームプレイ”の大切さなども教えていくのだ。
外の世界に触れず、日々の生活に疑問を持つことなく過ごしていた生徒たちも徐々にサッカーの虜となり、自らの意思を持ちはじめ、それぞれの選んだ道を歩みはじめようとする。しかし、コッホのこの型破りなやり方は多くの敵をつくることに。コッホを学校から排除しようとする、規律と慣習のみを信じる大人たちに、生徒たちが立ち上がった――。
因習にとらわれず、改革をおそれないコッホのまっすぐな生き方。ともすれば日常の惰性に流され、諦めることに慣れてしまった現代人の心にさわやかな感動を呼び起こしてくれる上質なヒューマンストーリーだ。
『コッホ先生と僕らの革命』試写会に5組10名様をご招待!
日程│9月5日(水)
時間│18:00開場、18:30開映
会場│東商ホール
東京都千代田区丸の内3-2-2
応募締め切り│8月24日(金/午後12時)まで
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『コッホ先生と僕らの革命』
監督│セバスチャン・グロブラー
出演│ダニエル・ブリュール、ブルクハルト・クラウスナー、ユストゥス・フォン・ドーナニー、トマス・ティーマ
配給│ギャガ
2011年/ドイツ/114分
http://kakumei.gaga.ne.jp/
©2011 DEUTSCHFILM / CUCKOO CLOCK ENTERTAINMENT / SENATOR FILM PRODUKTION