3つのARコンテンツを宮下公園で展開。「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2020」|LOUNGE
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2020年11月11日

3つのARコンテンツを宮下公園で展開。「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2020」|LOUNGE

LOUNGE|SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2020

国内最大級のソーシャルデザインをテーマにした都市フェス
「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2020」

渋谷5Gエンターテインメントプロジェクトによって作られたARコンテンツが、都市フェス「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2020」にて展開されている。音楽やアートをテクノロジーによって、魅力をアップさせたコンテンツが揃う。

Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)

YOASOBIのMR映像など、テクノロジーを駆使したコンテンツを展開

KDDIをはじめとする約50社によって構成される「渋谷5Gエンターテインメントプロジェクト」。
現在開催中の国内最大級のソーシャルデザインをテーマにした東京・渋谷の都市フェス「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2020」にて、宮下公園を「SOCIAL INNOVATION PARK」として、ARコンテンツを展開している。
コンテンツは3つ。
“小説を音楽にするユニット”YOASOBIと渋谷5GエンターテインメントプロジェクトのコラボレーションによるMR(複合現実)スペシャルコンテンツ「YOASOBI NOVEL INTO MUSIC」の一部が展示されている。
音楽を聴いて楽しむだけでなく、体験としての音楽がMR技術によって楽しめる。
2つめは専門スクールのデジタルハリウッドで開講されている講義「本科デジタルアーティスト専攻」を通して作られたAR作品のエキシビションだ。
VR/AR/MR クリエイティブプラットフォーム「STYLY」を提供するPsychic VR Lab、パルコ、ロフトワークによる共同プロジェクト「NEWVIEW(ニュービュー)」の一環で、Psychic VR Labが主催で展開しているxRを総合芸術として学べる「NEWVIEW SCHOOL」が、デジタルハリウッド(専門スクール)「本科デジタルアーティスト専攻」内にて講義を展開。
講義では、世界の魅了する映像表現を追求するエキスパートコース本科デジタルアーティスト専攻にて受講者はMaya、Unityなどのソフトスキルを習得。その土台に谷口暁彦(アーティスト)、山本信一(メディアアーティスト superSymmetryクリエイティブディレクター)、瀬賀誠一(superSymmetryクリエイティブテクノロジスト)、水田 修(KDDI株式会社パーソナル事業本部 5G・XRサービス企画開発部 マネージャー)、Yosh(クリエイティブディレクター)、Discont(xR空間デザイナー)と豪華ラインナップの講師陣を揃えた「NEWVIEW」特別講義を11回にわたり実施した。
その成果発表として、STYLYを活用したARコンテンツが展示される。新たな視点と豊かな感性で作られた作品は必見だ。
そして3つめは、2050 SHIBUYA ミライノオンガクでの受賞作品をAR展示。「2050 SHIBUYA ミライノオンガク」は、11月8日(日)に実施されたイベント。
このイベントでは、1990年と2020年それぞれの時代の音楽が持つ要素を分析し「30年後の渋谷に流れているであろう未来の音楽」をU-25の音楽クリエイターや学生たちが制作、事前応募された作品の中からノミネート作を選出し、レビュー&トークが展開された。
それぞれの時代の音楽がもつリスニング環境、コード進行、カルチャー、ミックスなどあらゆる視点から2050年の音楽を予想するという大胆な企画だ。
これらのコンテンツはお持ちのスマートフォンまたはタブレットにSTYLYアプリをインストールの上、会場に掲出されているSTYLYマーカー(QRコード)を読み込むことでコンテンツが楽しめる仕組みだ。ぜひ足を運んでほしい。
SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2020内
渋谷5Gエンターテインメントプロジェクトコンテンツ

会期|2020年11月15日(日)まで
会場|宮下公園(SOCIAL INNOVATION PARK)
東京都渋谷区渋谷1-26-5
問い合わせ先

渋谷 5G エンターテイメントプロジェクト
https://shibuya5g.org/

                      
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