クリュッグに捧げる旋律。千住明氏が作曲した楽曲「レ・クレアシオン 2008」が披露|KRUG
LOUNGE / EAT
2022年3月4日

クリュッグに捧げる旋律。千住明氏が作曲した楽曲「レ・クレアシオン 2008」が披露|KRUG

KRUG|クリュッグ

シャンパーニュと音楽が響きあう歓喜のペアリング

プレステージ シャンパーニュメゾン クリュッグの音楽プロジェクト『KRUG ECHOES』より、世界的作曲家 千住明氏が新しい楽曲を完成させ、2021年11月に初披露。クリュッグに捧げる2作品「レ・クレアシオン 2008」は満を持してクリュッグ公式サイトにて公開!

1日限りのイベントにて、フルオーケストラで初披露

Text by KOBAYASHI Miki

1843年創業のシャンパーニュメゾン クリュッグは、フランス北部のランスを拠点として、職人気質な伝統の製法と独創的なブレンディングで最高峰のシャンパーニュを生み出し続けているメゾン。クリュッグに魅了された「クリュギスト」あるいは「クリュッグラヴァー」と呼ばれる愛好家は世界中にいて、そこにココ・シャネルやヘミングウェイも名を連ねる。
メゾンはかねてより、耳に響く音色と舌で感じる味わいは共鳴すると考えていた。近年では、アーティストを招いてテイスティングセッションを行い、その味わいから着想を得た音楽家が独自のミュージックペアリングで選ぶまたは作曲するという、シャンパーニュと音楽が互いに響きあうプロジェクト『KRUG ECHOES(クリュッグエコー)』を行っている。
そこでこのたび、自身もクリュッグラヴァーであるという、世界的作曲家の千住明氏が、2つの希少なクリュッグ シャンパーニュのために、それぞれに共鳴する2つの作品を誕生させた。ともに2008年に醸造されたシャンパーニュに捧げられたため、まとめて「レ・クレアシオン 2008」と名付けて公開。
「レ・クレアシオン 2008」の初披露に合わせ、2021年11月16日(火)には「KRUG ECHOES」の壮大な世界観を体現する1日限りのイベント「Les Créations de 2008」が開催された。
会場は、天王洲アイルを文化とアートの発信源に変えた寺田倉庫のイベントスペース。代表を務める寺田航平氏はクリュッグアンバサダーでもあるのだ。そこに日本全国のクリュッグアンバサダーやクリュッグラヴァーなど、限られたゲストが集った。
まず、ゲストの到着を歓迎してくれたのは、弦楽4重奏の生演奏。これから始まる夢の時間へのアペリティフとでもいうべきひと時のあと、大きなスクリーンに映し出されたクリュッグ6代目当主 オリヴィエ・クリュッグがビデオメッセージにてご挨拶。
「美しいシャンパーニュの味わいと共鳴し、感動をさらに深く引き出してくれることでしょう」と、期待を膨らます彼の言葉に導かれて、ゲストが進んだ先に待っていたのは、なんと千住氏が率いる57人のフルオーケストラ。
オリヴィエとの長年の友人でもある千住氏は、「オリヴィエさんも、『クリュッグ グランド・キュヴェはシンフォニーオーケストラだ』とよくおっしゃっています。そこにある風格と誇り、そして職人の技は、我々の世界にも相通じる部分があると思い、このような回をいつ実現できるかとワクワクしてまいりました」と、共創の喜びを語る。
千住氏ご本人の指揮のもとに始まった演奏は、途端に彼独自の世界に引き込むドラマチックなものだった。各楽器が奏でる豊かな音色がきらめき、華やかなハーモニーがブドウ畑の清々しい情景やはじける泡の音など、様々なイメージを心に広げていく。
曲の源となった2つのシャンパーニュとは、メゾンクリュッグが特別な年にのみ表現するヴィンテージ「クリュッグ 2008」と、創業者ヨーゼフ・クリュッグの夢を絶えず引き継ぐ2008年の傑作、「クリュッグ グランド・キュヴェ 164 エディション」。
「クリュッグ 2008」は、涼しく安定した気候の中で育まれ、力強さと上品さを併せ持つ「時を越えた美しさ」と名付けられた特別なシャンパーニュ。一方、「クリュッグ グランド・キュヴェ」には、数百にものぼる異なるヴィンテージのワインをブレンドすることで、個性的でふくよかな味わいとアロマが生まれている。
それぞれが放つ魅力を音色で解釈した「レ・クレアシオン 2008」の生演奏を聴きながら、実際に「クリュッグ 2008」や「クリュッグ グランド・キュヴェ」をテイスティングするという、聴覚と味覚がエコーする愉悦にしばし酔うことに。
演奏後は移動し、各ゲストがそれぞれのクリュッグアンバサダーの店舗で、今度は絶品のフードとのペアリングを楽しむ。目にも鮮やかな美食とシャンパーニュがお互いを高めあう至福を堪能することを最後に、五感のすべてが満たされたイベントは幕を閉じたのだった。
確かに、シャンパーニュの調和がとれた驚くべき構成と精細な仕上げが長く余韻を残すところは上質な音楽に似ている。その存在すべてが歓びのレベルをアップさせることや多くの人と至福を共有できる点も音楽と同じで、どちらも人生に輝きをもたらしてくれる。
千住氏の言葉を借りれば、「音楽というのは時間芸術であり、そしてクリュッグもまた時間芸術」。音楽は、始まりから終わりまでの何分間かの物語であり、クリュッグも、グラスに注いで一杯飲み終わるまでの物語だという。
今宵、大切な人とグラスを傾けて、シャンパーニュと音楽が紡ぐ物語をシンクロさせてみてはいかがだろうか。そこには感動と歓びと新たな発見があるに違いない。
クリュッグ公式ウェブサイト内に千住明氏による楽曲の特設ページを開設。下記URLより、クリュッグのために作曲された楽曲「レ・クレアシオン 2008」全2曲を視聴できる。
• IMMENSE GENEROCITY (Krug Grande Cuvée)
• CLASSIC BEAUTY (Krug 2008)
URL:https://www.krug.com/jp/krug-stories/les-creations-de-2008-akira-senju
問い合わせ先

MHD モエ ヘネシー ディアジオ モエ ヘネシー マーケティング部
TEL:03-5217-9736

                      
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