陶芸家・岡崎裕子と葉山の作家が集う個展『依代 -yorishiro-』開催｜ART

ART｜『依代 -yorishiro-』

UNDER THE PALMO 葉山にて、陶芸家・岡崎裕子と葉山の作家が集う個展『依代 -yorishiro-』が開催される。期間は4月15日(金)～4月24日(日)まで。

Text by TANABE Keitaro

この度、UNDER THE PALMO 葉山にて『依代 -yorishiro-』が開催される。陶芸家・岡崎裕子をはじめとし、絵画、植物、鉱石、陶芸が展示・販売される四人の展覧会だ。

展覧会名の「依代(よりしろ)」とは、神霊が意思を伝えるため人間界に現れるときに依りつくもの。例えば樹木、石、幟、柱、御幣など。また、聖なる木の枝御幣ほかの執物を持つ者もこれにあたる。

絵画を展示するのは、墨絵、水彩アーティストのOHGUSHI氏。水彩画スタイルの美人画、花や自然美を描く独自の水彩画、二つの技法を柱とし、グローバルブランドの広告を数多く手がけている。

植物を展示するのは、田浦に工房をかまえる、グレナトレド。緑たちで庭から室内あらゆるシーンをグリーンコーディネートすることを得意としている。

鉱物を展示するのは、鉱物宝飾作家のKNML NURSERISE。小さな子供たちに「本物の鉱物の素敵さを伝えたい」という想いをきっかけに、水晶などの天然石を用いたハンドメイドジュエリーブランドを立ち上げた。

そして、陶芸を展示するのは陶芸家の岡崎裕子氏。小山登美夫ギャラリーに所属し、幅広く活躍している。2009年には初個展を開催し、その後も各地で個展を開催している。

期間は4月15日(金)～4月24日(日)までで、入場無料。17日（日）と24日（日）は13時～16時まで4名の作家が在廊する。ぜひ、4人の作家たちの共演が作り出す個性的で静謐な世界観を体感してみてほしい。

依代 -yorishiro-

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