建築家 藤森照信氏がゲストスピーカーに登場│AAF通信
AAF通信│建築レクチュアシリーズ 217
建築家 藤森照信氏がゲストスピーカーに登場
AAF(NPO法人アートアンドアーキテクトフェスタ)による建築レクチュアシリーズ217が、ゲストスピーカーに日本を代表する建築家 藤森照信氏を招いて、8月31日(金)午後7時から大阪市中央区の本町ガーデンシティで開かれる。
Text by YANAKA Tomomi
自然との共生を図るスタイルで注目される藤森氏が語る哲学とは
大阪を拠点に活動する芦澤竜一氏と平沼孝啓氏のふたりの建築家がモデレーターとなり、ゲスト建築家を招いて、2カ月に1回、午後7時から開催される建築レクチュアシリーズ。大阪という地域特性を意識しながら、ゲストのオリジナリティを引き出し、さらには若き設計者への啓発、活発な議論の場となることを狙いに2010年から開催されている。
建築家としての作家的な思想を探るトークセッションには、今回、世界を舞台に活躍する藤森照信氏が登場。自然素材をもちい、生きた植物との合体を試みる建築などで知られる建築家でありながら、建築史家でもある。近年では、皮がついたままの木や土、石、炭などの自然素材を大胆に使った「焼杉ハウス」(長野県長野市・2007年)や「空飛ぶ泥舟」(長野県茅野市・2010年)をはじめ、「タンポポハウス」(東京都国分寺市・1995年)や「ニラハウス」(東京都町田市・1997年)など自然との共生を図るスタイルで注目を集めつづけている。
参加にはウェブページからの事前申し込みが必要で、定員は200人となっている。さらにトークセッション後には、レセプションも開催。藤森氏から語られる建築にたいする哲学などを間近で聴ける、貴重な機会となりそうだ。
建築レクチュアシリーズ217
日程│8月31日(金)
時間│開場18:00 開演19:00 レセプション20:30~21:30
ゲストスピーカー│建築家 藤森照信氏
会場│本町ガーデンシティ
大阪府大阪市中央区本町3-6-4 セントレジスホテル大阪 1階ホール
申し込み│ウェブページより受け付け
www.217.aaf.ac
定員│200人 ※当日の参加も若干名可能。当日18:00から先着順で整理券を発行する
入場料│1000円
特定非営利活動法人(NPO法人)アートアンドアーキテクトフェスタ
www.aaf.khaa.jp/217/