AAF通信|U-30 記念シンポジウムI 開催レポート
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2015年2月13日

AAF通信|U-30 記念シンポジウムI 開催レポート

AAF通信|U-30 Under 30 Architects exhibition 2011

30歳以下の若手建築家の展覧会、会期は10月10日(月・祝)まで!

記念シンポジウム 開催レポート

現在、大阪・南港 ATCにて開催中の、30歳以下の若手建築家の展覧会「U-30 Under 30 Architects exhibition 2011」。およそ1ヵ月にわたり開催してきましたが、会期も残すところわずか。先日、9月23日、24日には、2日間連続で記念シンポジウムを開催、おおいに盛り上がりました。ここでは、そんな記念シンポジウムのようすをリポートします!

Text by Art & Architect FestaPhoto by SHIGETA Satoshi ©Nacasa&Partners.Inc.

1980年代の生まれの若き建築家たちの展覧会

若い才能によるあたらしい空間表現を提案する展覧会「U-30 Under 30 Architects exhibition 2011」。展覧会に出展するのは、大西麻貴(大西麻貴+百田有希)、海法 圭(海法圭建築設計事務所)、加藤比呂史・ヴィクトリア・ディーマー(KATO & Victoria)、金野千恵(KONNO)、瀬戸口洋哉ドミニク(dygsa)、増田信吾・大坪克亘(増田信吾+大坪克亘)、米澤 隆(HAP+associates)の7組。全員が世代を代表し、将来が期待される1980年代の生まれの若き建築家です。

9月9日より開催してきた本展も、残すところ1週間となりました。連日多くのお客さまにご来場いただき、先日、9月23日(金・祝)、24日(土)には、2日間連続で記念シンポジウムを開催。世代を超えた、刺激的な対話が実現しました。

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記念シンポジウムI

1日目のU-30 記念シンポジウムIでは、ゲスト建築家に伊東豊雄氏、進行役に倉方俊輔氏(建築史家)が登壇。世界的に活躍する伊東氏の講演では前半、「せんだいメディアテーク」の10年間と、東日本大震災発生時の館内の映像、被災地を訪問したときのようすをスライドで紹介。後半では震災以降に現地の住民や、世界中の建築家、将来をになう子どもたちが描く「みんなの家」のスケッチを紹介しながら、これからの建築のあり方について語る、貴重な講演となりました。

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記念シンポジウムII

U-30 記念シンポジウムIにつづき、9月24日(土)には、U-30 記念シンポジウムIIを開催。出展者の方々のひとつ上の世代、日本を代表し、活躍する建築家の皆さんを一堂に招き、これからの日本の建築のあり方を探りました。たくさんの対話が飛び交い、シンポジウムは大いに盛り上がりました。長時間にわたりお付き合いくださったみなさま、本当にありがとうございました。

「U-30 Under 30 Architects exhibition 2011」展覧会の会期は、10月10日(月・祝)まで。ぜひこの機会に日本建築の未来を担う若き建築家たちのフレッシュな魅力に触れていただければと思います。皆さまのご来場、心よりお待ちしています!

『U-30 Under 30 Architects exhibition 2011』
期間│9月9日(金)~10月10日(月・祝) ※会期中無休
会場│ODPギャラリー(大阪デザイン振興プラザ)
大阪市住之江区南港北2-1-10 ITM棟10階
開館時間│12:00~20:00
入場料│1000円(展覧会図録付)
www.aaf.khaa.jp/u30/

NPO法人アートアンドアーキテクストフェスタ
Tel. 075-200-3106
aaf@khaa.jp

           
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