Diary-T 150  …of Many Orders
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2015年5月8日

Diary-T 150  …of Many Orders

Diary-T

Diary-T 150  …of Many Orders

文・アートワーク=桑原茂一

ピノキオのスタンド
http://www.eatableofmanyorders.com/product/info/20/

[Eatable of Many Orders]
多摩美術大学で建築を学んだのちアントワープ王立美術アカデミーを卒業した新居幸治と、アントワープ、パリでベルンハルト・ウィルヘルムに師事、バルセロナでの革工芸経験ももつ洋子により、鞄、靴を中心として2007年にスタート。その名の通り「食べられる」ものづくりを理想とし、素材の価値やモノができるまでのストーリーへの執着を、食べ物の品質表示や料理のレシピのように表現し伝えようとする。熱海の海の近くに暮らしながら、ものづくりを続ける。

いつか取り組もうとしていた宮沢賢治の世界。

…of Many Orders

メイルのお誘いを開いてみたら、ピノキオだ、これはなんだかおもしろそうだ。

久しぶりにRocketを覗いてみよう。

つづいて

ミック・イタヤ 天使からの贈り物
FRIDAY 25 NOVEMBER - WEDNESDAY 7 DECEMBER 2011

古くからの友人の個展だ。ディクショナリー倶楽部のロゴをお願いしたのがもう一年半いじょうまえのことか。

ミックの柔らかい存在感に会うといつもほっとする。

じつは私も天使の世界に強く引きつけられた時期があった。

ロンドンやパリのギャラリーやノミの市をくまなく探し回ったのだ。

とあるアルバムジャケットにそのモチーフを考えていたのだが、
いろいろあって断念した。

そのとき手に入れた天使の絵はあるところに保存されている。

人生はいろいろだから生きてることがありがたいことだ。

そうだ、ミックがどうして天使なのか今度あったら聞いてみよう。

私の場合は、
デヴィッド・リンチ監督、脚本。『エレファント・マン』(The Elephant Man)の影響だった。

ロンドンの小さな映画館で号泣してしまったのだ。

そのことまたいつか。

で、音楽と映像のマリアージュは私の永遠のテーマだ。

そういえば、最近一部でもてはやされているゴールド(金)のことを、

永遠を借りている。と表現していたひとがいたような……気がする。

天使の図は、時空を超えた「美と愛と平和」の境地へアプローチするイタヤ氏にとって核心的、かつ最大の人気モチーフであり続けています。
その天使にフォーカスして構成されるのが本展です。

タイトル : ミック・イタヤ 天使からの贈り物
会期 : 2011 年11 月25 日(金)~ 12 月7 日(水)
開館時間 : 11:00 ~ 20:00 最終日のみ~ 18:00 木曜休廊
ギャラリートーク : 2011 年11 月25 日(金)18:30 ~
作品解説=ミック・イタヤ 聞き手=甲田益也子(モデル・歌手・女優)

なるほど、そうだったのか。

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http://ckstore.shop-pro.jp/?pid=36003232

           
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