Diary-T 141 Stay foolish
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2015年5月8日

Diary-T 141 Stay foolish

Diary-T

Diary-T 141 Stay foolish

文・アートワーク=桑原茂一

松本くんと久しぶりにとある展示会にお邪魔した。 いろいろ話しているうちにわかったのはどの分野もその単体でおもしろくビジネスするのは困難な時代だということ。コラボはもうブランドの話ではなく異業種のコラボつまり混血が美しいということだろう。ここからはブログに書いてみよう。#ckpirate

twitterからのつづき。

松本くんは、通称まっちゃんと呼ばれている。
九州男児である。もちろん下半身も九州男児である。その意味はあんなときはとくに機敏に反応する。という意味である。全体では情に厚く直情的であるといういい方も悪くはない。が総合的な評価はいいやつである。私の信頼する数少ない友人である。一ミリ程度後輩でもある。ま、ぶっちゃけ、凛々しい九州男児である。しかもありがたいことに私の過去にも未来にも投資を惜しまない情熱家でもある。
で、本題。

Creoleという言葉の醸し出すムードが好きだ。プレスリーの歌もね。で、
これからはMixed bloodをどうセンス良く表現するか?
国境が消え、民族が交流し、これまでとはちがう文化が私たちの未来を幸せにしてくれる・と考えるならその過渡期に私たちは何をすべきなのか?
もしできることなら世代間や価値観の壁を突き抜ける思想が欲しい。
そしてそんな思想が目に見えて存在することになるなら、どのような異業種との交配も美しいCreoleを生み出すのではないかと想像する。
そして交配は交配を呼びかぎりなく交配するという意味での交配なのだ。
つまりルーツを乗り越える価値観こそが民族や世代やその他の壁を取り除きこれまでみたこともない美を生み出すのではないかと希求するのである。

こうした私の思いはじつは iphone の存在なくしては思い描くことはなかった。

そのアップルのスティーブ・ジョブズが今日亡くなった。

希望の火を灯し希望の火を未来へ残し世界から姿を消した。

その昔、エイジ・オブ・アクエリアスの時代とは融合の時代だと教えられた。

その言葉を信じ、フリーペーパー・ディクショナリーの表紙にはその言葉を必ず記していた。がその思いも時代とともに力を失い。いつしかそのメッセージもディクショナリーの表紙から消えていた。というより希望の灯りを記すことに私は自信を失っていたと言ったほうが正しいかもしれない。その灯りを失ったメディアもまもなく24歳になろうとしている。線香花火が終いにポテっと落ちて消えてしまうようにもうぎりぎり遂に消える寸前になって……このメッセージがようやく意味を持ちはじめていることにハッとこう書いていて気づいたのである。時代は世界はMixed bloodを必要としているんだと。

そして、今日、私の心に再び iphone という希望を灯して消えた。

アップルのスティーブ・ジョブズが亡くなったのだ。

ご冥福をお祈りすると同時に私も死ぬまでこの言葉を心に記して生きていきたい。

Stay hungry Stay foolish

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