Diary-T 140 40% その2
曜日は変わって冷たい雨だ。
ものづくり是非をどこでとらえるか?
デジタルの時代になぜ紙に印刷をしてメッセージを伝える必要があるのか?
訴求力が、即売が、日々問われる商いの戦いのなかで、こんなのんきな問いをつぶやいている自分はそもそも大丈夫なのか。わかるそのとおりだ。がそこをグッとこらえ長い歴史のなかで文化はどうつくられてきたのか? 百年の計でもの作りを考えてみる。大きいな~テーマは存分に大きいがようするにゴミをつくらないということではないか。見た瞬間にゴミ箱へ捨ててしまうようなモノをつくるなら、それこそデジタルを利用すべきだろう。しかしこのcomme des garconsから送られてくる印刷物の強靱さはもうただ事ではないのだ。その頑固さにも似た強い姿勢こそ百年の計で企業の未来を見通す思想がなければできないことだと書きながらそうだよなぁ~と私は私に言い聞かせて書いているのであった。
つまり、もうかってる、もうかってない。で仕事を計るのではなく、いい訳を言ってますね、また私。で、いいときもそうでもないときも、ひとは豊かな心で働くことができるのか?は、思想をもった仕事をしているかどうか?に帰結するというお話でした。
そういえば、昨日、今日で、十人以上の方々の面接をさせていただいているが、私のいい訳を真剣に聞いてくださる方が多くて大変勇気づけられている。
これまでの方法論から思っていたができなかった方法論へ移行していく船に乗船するのは一体誰か?
自由に生きたい。自分らしい仕事したい。終わった後で一杯のおいしい酒を飲みたい。まったくその通りだろうと私も思います。最近の私のテーマも「小欲知足」120%の力を出してなお望むのは「40%で生きる」根底で生きることの喜び。幸福も不幸も考えず。ただひたすら無心で働くこと。ま、こうして書いている内は能書きだから、こんなことを言わず考えず忘れてしまったころに、できるならば無心になっている自分に出会いたいものだ。
そういえば、ディクショナリー倶楽部にこんな作品が出てきた。
誰か、なにか、この件知っている?
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