松浦俊夫|イギリスを代表するインディペンデント・レーベル、トゥルー・ソウツ
松浦俊夫|from TOKYO MOON 1月27日 オンエア
イギリスを代表するインディペンデント・レーベル、トゥルー・ソウツ
日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、おとなたちの至福のとき。そんな時間をさらに豊かにするのが、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』――。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激するおとなのためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて24時からオンエア。ここでは、毎週放送されたばかりのプログラムを振り返ります。今週は、数多くの実力派アーティストを輩出しているインディペンデント・レーベル、トゥルー・ソウツにスポットを当ててお届けします。
Text by MATSUURA Toshio
すべてはブライトンではじまった
イギリス南東部に位置する、シーサイド・リゾート地として知られるブライトン。ロバート・ルイ(Robert Luis)とポール・ジョナス(Paul Jonas)の2人が、この街で開催していたクラブ・イベントを発展させ、1999年に設立したインディペンデント・レーベル、トゥルー・ソウツ(Tru Thoughts)。良質なソウル/ファンク/ジャズ、そしてダンス・ミュージックを発信しつづけ、世界中で多くのファンを獲得しています。
今回紹介したUKソウル・シンガーのアリス・ラッセル(Alice Russell)。ファンクからラテンまで、音楽に対する強い探究心を持ち続ける孤高の人、クアンティック(Quantic)。スピリチュアルかつフォーキーなムードを感じさせる、レーベルのジャズ・サイドを代表する、ノスタルジア77(Nostalgia 77)など、数多くの実力派アーティストを輩出してきました。
最近では前回紹介したマーク・ド・クライヴ・ロウ(Mark de Clive-Lowe)、ゼド・バイアス(Zed Bias)といったクラブ色の強いアーティストのリリースも増え、さらに進化をつづけている重要レーベルです。定期的にレーベルのサンプラー的なコンピレーション『Shapes』もリリースしているので、興味を持った方はまずこちらを聴いてみてみてはいかがでしょう?
REVIEW|TRACK LIST
01. Andrés Beeuwsaert / Entre A Terra E A Agua (celeste)
02. B.J. Smith / Runnin' (Nu Northernsoul)
03. Natural Self / The Valleys (Tru Thoughts)
04. Alice Russell / For A While (Tru Thoughts / Beat)
05. Troumaca / Lady Colour (Brownswood)
06. Trio Tekke / Inda (Brownswood / Beat)
07. Dobie / She's Stopped Now (Ninja Tune)
松浦俊夫『TOKYO MOON』
毎週日曜日24:00~24:30 ON AIR
月曜日24:30~25:00(再放送) ON AIR
Inter FM 76.1MHz
『TOKYO MOON』へのメッセージはこちらまで
moon@interfm.jp
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www.interfm.co.jp