Mix for OPENERS Vol.53|iTunes|沖野修也|selected by SHUYA OKINO
時代の先端を行くコンピレーション第53弾
DJにして世界唯一の選曲評論家、そして音楽で空間の価値を変えるサウンド・ブランディングの第1人者、KYOTO JAZZ MASSIVEの沖野修也がおとどけするマンスリー・コンピレーションの第53弾。
今回は完全なる新譜集。年末へ向け、にわかに好リリースがつづくクロスオーバー・ミュージックのなかから先鋭的な楽曲を厳選してみました。題して、“EDGE OF AN AGE”。
このところ、制作にライブにと勢力的な活動をつづけるMark de Clive-Loweのリミックスに始まり、注目のレーベルLocal Talk(ローカル トーク)からキーボードとマシーン・ドラムの組み合わせが初期ハウスを彷彿とさせるDirtytwoのニュー・シングル、久びさにその名を耳にするも、相変わらず黒くてエキセントリックなSoul Renegadesのダヴ・トラック、そして、つねにシーンに話題を投入しつづけるJoey Negroの新曲等、前半は男性ボーカルがつづきます。
後半は、日本が誇る世界基準のクリエーター、Makotoのコズミックなブレイク・ビーツを挟み、アトランタ在住でBugz In The Atticのメンバー、Daz-I-Kue関連のリミックス2曲で女性ボーカル曲へとシフト。おなじくB.I.T.A.のKaidi Thatamの新プロジェクトをフィーチャーし、フュージョン・テイストのスローなブロークン・ビーツを経て、今月末のリリースが話題沸騰中、Positive Flowの久びさのニュー・アルバムに収録されたダウンテンポ・ソウルへと辿り着くセレクションになっています。
その雑食性からセクト主義者には敬遠されることもあるクロスオーバー・ミュージックですが、こうした豊穣な作品群の登場によってふたたびその隆盛に期待が高まります。月並みな表現になりますが、ジャズの影響をキーワードに、ありとあらゆる音楽との融合を厭わないその自由な感性は、永遠に不滅なのです。
“Get Started feat. Omar & Sheila E (Full Crate Remix)”
by Mark de Clive-Lowe
from Get Started Remix EP
“Scattering Stars (Joey N***o Medusa Edit)”
by Joey Negro
from Scattering Stars (Ogris Debris Remix) - Single
“Afro Blu (Daz I Kue's Bruk Step RefiX)”
by Cecilia Stalin
from Afro Blu - Broadcite Refixes EP (feat. T-Roy, Daz I Kue & Crookid)
“Finding a Place (feat. Carina Andersson) ”
by Monkey Robot
from 74 Miles Away (Pierre Anckaert Trio vs. Monkey Robot)
前代未聞!空前絶後!!
DJ100人、一曲入魂!!!
ONE SONG,ONE SOUL
~The Room 20th Anniversary Party Special
2013年2月8日(金) @ageHa にて開催決定!
http://www.theroom.jp/one_song_one_soul/
The Roomプロデューサー沖野修也による、カウントダウン・ブログ更新中!
iTunesダンス・アルバム・チャート 第1位獲得!
Tokyo Crossover/Jazz Festival
オフィシャル・コンピレーション第2弾
“TOKYO CROSSOVER/NIGHT 2012"発売!
日本が世界に誇る沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)選曲の最新作!
ジャズ/ソウル/ファンク/テクノ/ブギー/ハウスといったさまざまな音楽をブレンドし、ダンス/リスニング/ドライブ・ミュージックのボーダーを超越したクラブ・ジャズ&クロスオーバー・ミュージック集!!
『The Beetle Presents TOKYO CROSSOVER NIGHT 2012』V.A.
2012.9.12 Release
2400円(税込)
VIA-0080(Village Again/Extra Freedom)
http://www.tokyocrossoverjazzfestival.jp/2012/news.html#0807_1