Diary-T 164 テクトボ
Lounge
2015年5月8日

Diary-T 164 テクトボ

Diary-T

Diary-T 164 テクトボ

文・アートワーク=桑原茂一

どういうことか昨日はなんとも間が悪い日だった。

二、三日前から緩くなったお腹をもてあましていたこともあり、

夜の会食に備えてお昼のタイミングを外したのもいけなかったのかもしれない。

どうも腹に力が入らないのだ。

もしかしたら調子悪くて当たり前とはお腹が緩むことなのかもしれない。

ま、それはさておき、きっかけはスネークマンショー復活番組の演出を任されたことにある。

急遽とはいえ、三人が一緒にやってる気分を私はユニフォームに託くすことにした。

でどうせなら当時の気分を呼び戻そうと、私がその頃ユニフォームだったダブルのスーツを再びユニフォームにすることにしたのだ。

で頭をよぎったのが信国大志くんだった。というのも、ほんの少し前にdictionaryでインタビューした時に伺ったテーラードを極めていることを思い出したのだ。

で、その直感はずばりで、彼のお陰で再びダブル・スーツの魅力に再会したのだ。

が調子に乗ってオーダーした二着目のスーツが外してしまった。

鏡に写った私は頭の頭の悪い政治家か○○ザのようだった。

生きてきた事実はこうして見かけに現れてしまう。が、そんなことに負けてはいけない。負けず嫌いは射手座の正確。と信国くんに言われた。で、

もちろんスーツに負けたも無いだろうが、ひとの心根にはどうにもがまんできない思いというものがあるのだと頭の悪さを再発発言は金輪際却下だが、

あの頃の気分を再会のときめきにもう一度出会いたいと、

身の程知らずにも彼が開いたばかりのテーラードのサロンへお邪魔したのであった。

そこで出会ったテーラードの紳士は渋く前掛けをベストの上からはおり、

笑顔と真空管アンプから流れる柔らかいビートで腹の緩くなった私を迎えてくれた。

男の道楽とはこれか?の世界がほどよく展開されていた。

そこで私たちは生地見本をなめ回しながら私の未来にはどのような可能性が待ち受けているのかを探りあい語り合った。

で、さすがに信国くんのサジェッションかゆいところへ手が届く、

茂一さんは結局選曲家なんでしょう?と気分はもうとっくに床屋談義。

がゴロゴロと鳴るお腹がそれをゆるさない&そろそろ食べに行く?

ところが間が悪く、信国くんも急な約束もあり、

銀座で食べる予定のイメージ予約はリセットされ私は銀座から再び渋谷へ戻った。

もちろん一時間後に再会し食事を共にしたのだが、お腹の調子は最悪だった。

折角のヌーボーの白も赤もクスクスも受けつけない。

しかも隣の席はまさかの男四人のフランス人もちろんよく飲んで飲んで食べる食べる喋る喋るパァ~ドンまるでパリ~

あぁ~今日は僕ってだめだぁ~そのダウナーな心持ちに、

信国くんのシリアスな哲学問答がフェードインする。

勉強家の彼は、いつあってもどこであっても話題は変わらず宗教哲学、

しかも昨夜の方向は彼の前世の話題へと飛ぶなんとも奇妙なミステリーゾーンへとずぶずぶとはまり込んでいったんです。

ダウナーなオーラはそうしたダークな意識を増長させるものなのか、どうよ。

それにしても信国くんの話はとても勉強になる、うんうんうんうんと納得する私。

そしてしかも緩んだお腹は私の思考までも濁らせモワ~となんとも締まらないこと締まらないこと。

今夜は早々に切り上げるつもりがそれでもずるずるミッドナイト。

ごちそうさまでしたの、凛としたマダムからは、

“こんなに食べないのはうちに来るようになって初めてじゃないですか。”

といわれる。まったくごもっともな感想にふたりに別れを告げ、

うちまでテクトボと歩いて帰ったのです。

うぅ~ほんともう身体だけは大事にしてください。

で、イベントは終わってしまった。

WWW 1st Anniversary「PROGRESSIVE FOrM showcase 2011」
at WWW渋谷 – 11.17.thu

feat. evala、RADIQ (半野喜弘)、agraph、MimiCof、Taishin、lycoriscoris、
Fugenn & The White Elephants、Ametsub、DJ Kensei

誘われていたのだこの夜。残念。

PROGRESSIVE FOrMの  nik にはいつも感謝だ。

今時珍しく礼儀正しいというか、お辞儀のことじゃ泣くね。

私は芸能界に所属しているわけではないが、nikの姿勢を観ていると気持ちがいい。

いい意味でのあの独特の社会のマナーを仁義をわきまえ心得ている。

大人という言葉は好きではないがnikの仕事への覚悟を感じて好感が持てる。

新しいことをやるにも、そのあたりをわきまえている人は大きく広がるが、

そうでない人は、一過性で萎んでしまうことがなくなくない?

礼儀は思っているより大切なのだよ若者。

つまり自分の未来に自信のある奴は礼儀正しいのだ。

で本題、かれから送ってもらった白版CDがよかったので、
詳しいことを教えてと訪ねたら丁寧な返信があった。

nikに感謝。

以下は最近の愛聴版のリストです。

PROGRESSIVE FOrM 10th Anniversary Mix CD A/W verですが、

トラックリスト

01. Pleq - Good Night Luaki Remix
02. AOKI takamasa - that melody..
03. Ametsub - I Am Not Into ItIf You Are Into It
04. RADIQ aka Yoshihiro HANNO - Till the Dawn Featuring Terry
05. MimiCof - Aria, But Secret
06. Fugenn & The White Elephants - Narcissus
07. AOKI takamasa - Hope
08. Ametsub - Solitude
09. Sabi - Loose Contruulled
10. Pawn - Star Shards feat. cokiyu
11. bajune tobeta + evala - c.star

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