Diary-T 159 YONEちゃん
YONEちゃんのインタビューがシャープだった。
編集者としての企画力も抜群だったが、
そこからの飛躍が驚異的で、
結果として写真家としての才能が開花した作家なのだと思った。
やばいところへ突っ込んでいく。というのはコメディーに限らず、
表現者の資質としては一番求められている姿勢なのだとまったく感心した。
エロは確かに男に限らず人間の本能に訴えかけるから、
誤解を招きやすいのだが、
あえてその誤解を全面的に引き受け、
やばいところへ突っ込んでいく精神と技量もさることながら
時代をシャープに切り取る批評性を兼ね備えている写真家は稀ではないだろうか、
つまり、男なら誰もが羨む甘エロい世界を独自の視点でドキュメントする行為は
間違いなくクリエイティブな表現のひとつであり、
まだ誰も踏み込んでいない領域があることを信じ、これでもかとやりつづけていなければ、到底到達することのできないアートの領域なのである。
“なんだただのエロ写真じゃないか”
つまり、これまで私もyoneちゃんの写真へのこうした先入観があったのだと思う。
今回頂いた写真をもう一度見直して分かったことは、
YONEちゃんは間違いなく、A pioneer だったのだ。
いま、中国のtwitterと呼ばれる、weiboで
YONEちゃんのフォロワーはなんと、310145人
550关注310145粉丝4322微博
このYONEちゃんの活動こそ新しい日本人の姿勢ではないだろうか。
エロを知り尽くしたからこそできる表現と言うものがあるのだと思う。
しかもアーティスト米原康正には思想がある。
それは私たちが海外から受けた思想の影響でもある反抗文化という思想だ。
生きることの自由を誰にも止められたくないという思想だ。
そしてそれはいつの時代も変わらない思想だ。
YONEちゃんはそのリアルな現場を追い求めている
しごくまっとうなそして魅力的なアーティストなのである。
中国人のアバウトで50万人以上の若者たちから
“このエロ爺”と呼ばれて憧れられている日本人のアーティストを
心底私はうらやましいと思う。
weibo米原康正
http://www.weibo.com/
hypebeast
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